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日本人もびっくり! 大らかに見えるオージーの驚きの模範的行動ベスト5

こんにちは。ほのかです。

「オージーって大らかだよね(-_-;)」

日本人の常識からすると、日々いろいろなシーンでこう思うことがほとんどなのですが、
たまにものすごく準備が良かったり、我慢強かったり、
頼もしい行動を取ってびっくりさせられることがあります。

今日はそういうオージーの模範的行動のベスト5を挙げてみたいと思います。

第5位:朝は早起き

早起きサーフィン

これだけはどうしてもオーストラリアの人たちに勝てない、と思うことがあります。

それは、早起き。

とにかく朝が早いのです。

暗いうちから起き出して、日の出とともに海に出てサーフィンしていたり、
工事現場じゃなくても朝7時、7時30分から始業しているオフィスもたくさんあります。

 

でもこれはとてもいい習慣だと思うのです。

朝早く仕事を始めれば早く終わるので(!)、
家に帰ってから明るいうちにもう一仕事できてしまいます。

 

子供を連れて泳ぎに行ったり。庭の芝刈りをしたり。スポーツジムに行ったり。

日本と大きく違うのは、早く始めれば早く終われるということですね。

 

そして早めに夕食を食べて早めに就寝します。

これがホントに早い。

9時ぐらいには寝てしまうのです。

早い人は8時過ぎにはベッドに入って、
そこで本を読んだりテレビを見たりして、じきに寝てしまいます。

 

以前働いていた会社の上司が、
ある仕事関係者が夜遅くに電話をかけてきたと腹を立てていました。

何時にかかって来たの? と聞いたら

8時を20分も過ぎてからよ! と。

日本なら子供でも起きてる時間ですが…。

 

これとは逆に、以前私が休暇でホテルに泊まっているとき、
朝の7時にフロントからの電話で起こされて閉口したことがあります。

朝7時は日本の9時ぐらいの感覚なんでしょうかね。

日本の時間の感覚とは2~3時間の開きがあるように思えます。

そして夜ぐだぐだとなかなか寝られない私は未だにこれを克服できずにいるのです。

第4位:ゴミ出しが早い

緑の…

オーストラリアでは集合住宅でない限り、
各家庭が数種のゴミ箱を持ち、そこにゴミを捨てています。

一般的には普通ごみ、リサイクルと、庭木や生ごみなど
堆肥を作れるものだけ入れるグリーンビンの3種を持っています。

グリーンビンは毎週、あとの二つは隔週で、毎週同じ曜日に収集に来るので、
その日は朝早くに道路際にゴミ箱を出しておかなくてはなりません。

 

オーストラリアの人たちはこの”ゴミ箱出し”が早いのです。

前日の夕方にはほとんどの人が出しておきますが、
前日朝に出す人もいれば、ヘタをすると前々日の朝一番に出す家も…。

やたらと準備がいいのです。

まあ確かにゴミ収集車を逃したら、普通ごみなどはあと2週間、
合計4週分を溜めておかなければならなくなるのでえらいことです。

とくに今のように暑い時期は。

 

ゴミ収集車は朝早くから回収を始めます。

朝6時からとは言っていますが、それより早く来て慌てたこともあります。

逃してあと二週間溢れるゴミと格闘するぐらいなら、
少々早すぎても、忘れないうちに出す方がいいのは確かです。

そうして前々日朝一番にゴミ箱を家の前に並べた人は、
家の中のゴミ箱がいっぱいになるたびに、あるいは庭木をいじるたびに
ゴミを持って家の前まで捨てに行く2日間を毎週送るのです。。。

第3位:日曜は早帰り

キャンピング

やれキャンプだ家族の誕生パーティートリップだと週末ごとに思い切り遊ぶオージーたち。

前述のように仕事が終わるのも早いので、
金曜の昼過ぎには仕事を終えてそのまま遊びに行く人も少なくありません。

ですが、日曜日の帰り時間は意外にもみんな早めなのです。

 

キャンプならテントをたたんで荷物をまとめ、昼前には帰路につきます。

せいぜい午後3時ぐらい、どんなに遅くても4時前には
家に戻って片付けをして明日に備えます。

午後5時頃に繁華街(田舎のですが…)を通っても閑散としています。

まぁ夜8時過ぎに就寝してしまう人たちなのですから、
逆算すればそういう時間帯になりますかね…。

3~4日の連休の場合は丸1日、長期旅行から戻るときは丸2日を
家で過ごすために残して帰り、仕事や学校に備えるというのが
一般的なオージーのホリデイの締めくくり方。

意外と堅いのです。

第2位:並ぶ忍耐強さ

行列

これには本当に感心します。

並ぶ時間が半端なく長いからです。

どうしてこうなるかというと、一人一人の話が長いため。

 

たとえば役所での手続きや銀行の窓口などでは、
日本人なら後ろの人の迷惑にならないよう手短に済ませようとしますね。

でもこちらではそんなことは気にしません。

順番が回って来たからには、自分の番、自分の時間。

慌てることなく、じっくり、好きなだけ質問したり相談したりしていいのです。

あれも訊こう、これも確認しようと、
このときのためにみんな質問ごと、相談ごとをためてきています。

 

さらにこちらには会話は楽しむもの、楽しませるもの、という慣習があります。

相談する側にも、サービスを提供する側にも。

だから話のそこここに冗談が入ったり、余談が入ったり、
長くなるケースが多々あります。

 

こうして一人頭の窓口滞在時間は長くなり、
待ち時間も長くなり、列はとてつもなく長くなるのです。

でもそれが当たり前の社会だから、
誰もが長い待ち時間を文句も言わずにおとなしく待ちます。

 

最初の頃この長い行列に対する備えが不十分だった私は、さんざん並んだ挙句、
大事なことを聞き忘れてまた並ぶ(涙)ということを何度も経験しました。

さすがに学んで最近はメモ持参ですが、
ときどきメモを読み落とすまだまだ未熟者のほのかです。

第1位:故障車は見過ごさない

道端で

これはもう環境でしょうね。

この広い国土に2千5百万人ちょっとしか住んでいないオーストラリアでは、
ひとたびアウトバック(奥地)に出たら半日車とすれ違わない、なんてことも普通にあります。

アウトバックに行かないまでも、田舎に住んでいると
ちょっと辺鄙なところへ行けば極端に交通量が少なくなります。

さらにそのような辺鄙な所は携帯の電波が通じないことも多々あります。

 

そんな環境で故障して止まっている車を見かけたら、ひょっとしたら自分が
初めての目撃者かもしれないし、ヘタをしたら唯一の目撃者にだってなり得るのです。

だからどんなに急いでいても、必ず止まって声をかけます。

 

自分が手を貸せることがあれば手伝うし、できない場合でも救助や応援を呼んだり、
連絡を手伝ったりして、故障車の主が取り残されることのないよう計らいます。

いわゆる”田舎暮らしの互助精神アウトバック版”なのかもしれませんが、
オーストラリアの人たちの助け合い精神の強さを感じるときです。

ただ世の中どこにでも変わり者はいて、止まってくれた人が必ずしもいい人という
保証はありませんから、万が一ご自身の車が辺鄙な所で
故障したような場合は十分用心してくださいね。

 

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