マイテンポで豪州田舎暮らし
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オーストラリア生活

またロックダウンでアンラッキーと、ラッキーと。

ロックダウンが解除されたのも束の間、
10日余りの自由な日々はあっという間に終わりに。。。

こんにちは。ほのかです。

やっと自由な日々に向けて歩み出したかに見えたのは幻か、
たったひとりの掟破りのためにこの辺りはまたロックダウンに追い込まれました。

シドニーから来たこの人は認可されて仕事をしに来た某リアリティ番組の
スタッフとのことでしたが、Stay-at-home order (外出禁止令)を守らず
感染力のある状態で週末中あちらこちらを出歩いたのでタイヘン。

 

彼女の出歩いた地域、すなわちこの辺りの
20万人近い人たちがロックダウンに追い込まれたのです。

本当に迷惑な話です。

しかもスクールホリデイ中に。

 

ロックダウンのニュースを聞いて、最初に固まったのは隣に座る同僚のCちゃんと私。

Cちゃんは来週水曜から子供たちを連れてプチ旅行をするつもりで
Airbnb(エアビーアンドビー)を予約し全額払ってあったのです。

その額750ドル。

今すぐ予約をキャンセルしたところでもう全額は戻って来ません。

海際の

でも明日までにキャンセルすれば250ドルは戻って来ます。

ロックダウンは今のところ7日間の予定。

うまくすれば来週水曜からは自由に動けるようになるかもしれません。

でもその保証はなし。

それにしても、最北の2つのLGA(市)の他に少し南のKempseyも
ロックダウンとなったのに、間に挟まれたCちゃんの旅先はロックダウンを免れました。

 

それはラッキーなのか、アンラッキーなのか。

もしも旅先がロックダウンになれば、行かれないのは残念だけど
アコモデーションの予約金は全額返金されたはずです。

でも、そうならなかった。

 

500ドル、失ってでも250ドルを回収するためにキャンセルするか、
500ドル失いついでにひょっとしたら行かれる方にあと250ドルも賭けるか。

何千ドルの大金ではないにしても、失うには惜しい金額です。

一番いいのは日にちを延期してもらえることなのですが。

オーナーが気持ちよく延期してくれるいい人でありますよう。

心地良く

火曜の夕方からロックダウンになってしまったので
私の予定も少なからず影響を受けました。

昨日の休みに行こうと思っていた買い物がぽしゃった。。。

Cちゃんに比べればどうってことない些細なことですが。

土日は混むので平日にしようと先に送ったらこの結果。

コロナ禍中では機会を逃しちゃいけないんですね。

明日はないかもってな心意気で、できることは今しなくちゃいけないのかもしれません。

 

アンラッキーだったのは同じく同僚Tちゃんのご主人。

バイロンベイのレストランで働くシェフなのですが、
またレストランが閉まり、仕事に行けなくなってしまいました。

この前のロックダウンのときは強がって
“俺は今プロサーファーだから” などと言ってました。

コロナで仕事に行けなくなった人に政府が出す給付金 ‘disaster payment’ を受け取りながら、
エクササイズにサーフィンに行く日々を皮肉った自虐ギャグ…。

ロックダウンにいろいろな機会を奪われるアンラッキーな話は山ほどありますが、
まれにラッキーなこともありました。

以前に歯医者の予約を取れないままロックダウンに突入した話を書きましたが、
その後仮歯が取れてしまったので、歯科に電話をしてみたのです。

すると取れてしまった仮歯を入れるのは緊急の処置に当たるので
やってあげられるよと翌日すぐに手配して治してくれました。

 

通常の歯の治療はロックダウン下にはできないので予約は先送りになりますが、
処置のカテゴリーによっては、ロックダウン下でもできるのだそうです。

ラッキーなことに注文したブリッジがちょうど出来上がるとのことで、
翌日ブリッジを受け取って来て入れてもらうことができました。

普通にアポイントを取るより全然早くに。

 

一方、以前救急まで行ったハビさんの歯の治療もまだ残っていました。

ハビさんの次のアポイントは私がブリッジを入れてもらったその翌週でした。

ロックダウンが延びればこのアポイントも流れ、
ロックダウンが終わった時点で新たにアポの取り直しになります。

でもこのときはラッキーなことにロックダウンは解除され、
予定通り治療を受けることができました。

次回はまたわかりませんが。

ハグ

ロックダウンと解除を繰り返しそのたびに
一喜一憂する今の生活から解放されるのはいったいいつのことでしょう?

抜け出すためにもワクチンを打つよう奨励していますが、
ワクチン接種率では世界トップクラスのイスラエルで今感染が劇的に増えているというし。

このイスラエルでの爆発的な感染増加も、ギリシャ旅行から戻った一家族が
自宅待機を守らず、子供を行かせた学校で感染が広まったのがきっかけでした。

 

まだまだ、簡単には終わらないようです。

それまで、明日がないかもというくらいの心意気で機会を逃さず、
でもアンラッキーには落胆しない平常心を保って生きていかなくては…。

そんなのムリですわ。

せめて、発散しないと。

 

げーっ! それってひどい! ひどすぎるっ!!

家の中で叫んだり。

とことん飲んで食べてみたり。

ぐそーっ! くすぐってやる! ともんに絡んだり、抱きついたり…。

 

ささやかにマイテンポに鬱憤を晴らしつつ、
笑いと退屈、正常と異常、ポジとネガ、ラッキーとアンラッキーのはざまを揺れながら
ロックダウンの日々をなんとか生きているのであります。。。

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