こんにちは。ほのかです。
ブリスベンのお医者さんから始まったクラスターが、
約2週間経ってバイロンベイにやって来ました。
ほんの目と鼻の先ですよ…。😨
お医者さんから始まった一つ目のクラスターが
ブリスベンを現在のロックダウンに導きました。
そのお医者さんと同じブリスベンの病院で働いていた看護婦さんが今回の発端です。
その看護婦さんが感染したと思われるシフトの後で
妹さんを連れてバイロンベイに行き、友人のヘンズ・パーティー
(Hen’s Party = 近々結婚するお嫁さんのためのガールズ・パーティー)に参加しました。
今回の二つ目のクラスターはそのヘンズ・パーティーで発生したのです。
それが先週末のこと。
看護婦さんと、一緒にパーティーに行った妹さんは
金曜から日曜までバイロン・ベイで過ごしました。
その間にパーティーに参加しています。
ブリスベンに戻り月曜にテストを受けて感染が確認され、
今日になってさらに5人のパーティー参加者の感染が発表されました。
いずれもクイーンズランド州の住人とのことで、
うちひとりはエンターテイナーとしてパーティーに参加した
ゴールド・コースト在住のトレイディー(職人さん)だったとのこと。
今のところバイロンベイやその他の地域の居住者への市中感染は発表されていませんが、
NSW(ニュー・サウス・ウェールズ)州は看護婦さんとその妹が立ち寄った場所と時間を
ホット・スポット(多発地域)として公表し注意を呼びかけています。
感染者が出てくるとすれば、これからでしょう。
今週末にはイースター休暇をひかえています。
クイーンズランド州の学校はすでに二週間の休暇に入っていて、
NSW州は今週末から休み。
たくさんの人々が集ったり、旅行に出る時期です。
バイロンベイも大勢の観光客を迎える時期だと思います。
それがそのままできるかどうかがこれからの24時間で決まる、と
バイロン・シャーの市長さんが語っていました。
直前のキャンセルは店や宿を営む小さなビジネスにはきつすぎます。
休暇を楽しみに行こうとしているお客さん側にだってこたえます。
どうか広がらずに済みますよう。
ラジオのニュースを聞いてそう祈りつつ買い物に行った先。
カートを押して次の列に入って行くと、
向こうの棚の側からこちらを見て「ニカッ」と笑う小柄なおばあちゃん。
あなたなら届きそうね、と。
どうやら高いところにあるコーヒーに手が届かなくて困っていたようです。
コーヒーを取ってあまり近づきすぎないように渡そうとすると
おばあちゃんは私の両手を包み込んで言いました。
“Thanks, love”
おばあちゃん、ニュース聞いてるのでしょうか。
もっとも、聞いていようとおばあちゃんの毎日は
なかなか変わらないのかもしれません。
最近トレイディーの人たちと仕事をする機会の多いハビさん。
一緒に仕事をする彼らがどれだけ手を洗わないかを目の当たりにしてかなりショック。
オイルやペイントまみれの手のままサンドイッチを食べて、
ペイントがついちゃったパンを平気で食べ
ソースが手についたらなめて、
食べ終わった手を服になすりつけて拭いて終わり…。🙄
そういえば私も、コロナがまだ世界中に広がる前に
ラジオで “汚さ自慢” をお題にしていたとき、
「手なんか洗ったことない」とある男性が言っていたのを聞いたことがあります。
手を洗うとしたら、シャワーのときに自然と洗われるときぐらいだsと。
こういう人たちが実は結構多いのです、こちらでは。
きれい好きな日本人には信じがたいことですが。
ちゃんと手を洗ってくださいな、お兄さんたち。
コロナを広げないために。
ビジネスを、生活を守るために。
おばあちゃん、おじいちゃんたちや家族みんなを守るためにも。
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