1日が25時間あったら!- 誰でも一度はこう思ったことがあるのでは?
そんな夢のような日(?)なんです、今日は。
こんにちは。ほのかです。
ここNSW州では今朝午前3時に夏時間が終わり、通常時間に戻りました。
毎年この日は1日が25時間になるのでちょっとワクワクします。
もともと夏時間になる日を23時間に削って貯金した1時間が戻って来るだけなので、
得するわけでもないのですが。
夏時間に入るときは、午前2時に時計の針を1時間進めて午前3時にします。
夏時間が終わるときは午前3時に時計の針を1時間遅らせて午前2時に戻します。
つまり午前2時1分から2時59分までの2時台が2度やって来るのです。
言ってみれば、夏時間に入るときに存在しなかった2時台が
夏時間の終わる日に現れるということなのですが…。
オーストラリアに来たばかりの頃はこの+1時間がうれしくて、
はしゃいでいろいろな遊びに参加したものでした。
みんなで「歴史を塗り替える」遊びをするとか。
夏時間の午前2時30分には○○ちゃんをこき下ろしたけど、
通常時間に戻った2時半にはハグしてより仲良くなる、とか。
夏時間の午前2時台はポーカーで負け続けだったけど、
時間が変わってから勝ちに転じて負けを取り戻す、とか。
夏時間の2時59分にはまだビールを1ジャグしか飲んでなかったけど
次の2時59分には2ジャグ飲み終えて記録を塗り替えた、とか。
1ジャグは1140ml、1リットル以上ですよ!
みんなで飲みながらそんなたわいもないことを
自慢して遊んでいるんだからほんとにアホです。
筋書き通りにいかなくて、次の1時間でさらにポーカーの負けが込んでしまったり、
こき下ろしが過ぎてちょっとしたケンカになってしまったり。
まぁ些細なケンカの後はホントに仲直りをしていましたが。
そして2ジャグ飲んだ大酒飲みは
ビールが効きすぎてそのまま眠ってしまってました。
あとこれは日本人限定ですが、「時を駆ける少女」(古っ🥶)ごっこ。
夏時間の午前2時59分50秒から10秒間、室内で助走のビデオを撮り、
時間が戻った後の午前3時には野原や町を走っているビデオになるという…。
何も走る必要もないのですが(笑)。
まだまだスマホの時代ではなかったので、
ビデオカメラの時間を戻す必要がありましたが。
今ならスマホで簡単にトリックできそうですね。
スマホは自動で時間が修正されるようになっているので。
そんなたわいもない遊びのために夜更かししているので
翌朝は朝寝坊で始まり、1時間長かった1日の実感などないまま終わるのです。
おろかな遊びにもすぐに飽き、普通に夏時間の終わりを迎えるようになってからも
この+1時間を実感できたことはあまりありません。
いつもより一時間早く目が覚めても良さそうなものですが、
不思議なことにいつもと同じ時間、またはそれ以降に目覚めるのが常です。
1時間失う日、つまり夏時間に入る日は1日が短いなーと感じるのに。
ラクな方に慣れるのは早いということでしょうか。
そういえば一度だけ、この+1時間に救われたことがありました。
夏時間に入る日、終わる日は、影響を最小限にするためか
必ず土曜の夜中 = 日曜の明け方に設定されています。
が、その頃ホスピタリティで働いていた私は、
翌日曜の早番でお店を開ける勤務になっていました。
前の晩、みんなと騒いで遅くに就寝した私。
翌朝目覚めると8時過ぎ。
えっ?
8時に店を開けなきゃいけないのに?!
跳ね起きて、大慌てで支度をして、店に着いたのが8時半。
30分の遅刻。
にしては、やけに周りが静かな気が…。
すでに開いているはずのカフェもまだ閉まったまま。
開いていたツアーカウンターに行って話をして、
ようやく自分の時計が1時間進んだままだったことに気づいたのでした。
ふう。
時計を1時間遅らせることで、朝が明るくなります。
最近は朝6時でも真っ暗でしたが、
これからは6時も明るくなります。
今までの朝7時の明るさが6時のものに戻るのです。
まあそれもしばらくの間で、冬に向かって
日が短くなっていくとともにまた暗くなっていくのですが。
ともあれ夏時間は終わり、QLD州との時差もなくなりました。
予約を取るときなどにちょっと戸惑う時差計算も
向こう半年しなくてよくなります。
同時にQLD州で働くハビさんの出勤時間は1時間早くなります。
たまにブリスベンにも行くハビさん。
朝6時にブリスベンとなったら3時起き…?!
やっぱり暗いうちに起きる生活に変わりはなさそうです。。。
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