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床上浸水は防げた?! 洪水に遭って知った備えあれこれ。

蛇行

床上15センチほどの浸水。
準備すれば防げたというのです。

こんにちは。ほのかです。

電気が復旧するまで丸二日。
携帯がつながるまで3日かかり
インターネットが戻ったのは
6日後のことでした。

 

大洪水が起こり得る地域では
非常用品の準備から避難時の携行品
避難場所の確保、避難経路の確認など
準備することが山ほどあるでしょう。

でも最近の気象の変化により
頻発地域でなくても
洪水の可能性は増えつつあります。

 

万が一の洪水ために何を備え
起きてしまったときに
どう対処するべきなのか。

実際に洪水に遭ってみて
あれを用意しておくべきだった
これをやっておいてよかったと
思ったことを挙げてみます。

電池駆動のラジオで停電でも情報収集。

ラジオ

最初が月並みですみません。

でも状況を把握できなくては
対策も立てられません。

避難勧告や警報などは
いち早く知る必要があります。

 

今回、初めは電気が通じていたので
テレビやネットで状況確認
できましたが、すぐに停電して
しまう場合もあります。

停電でも、スマホが使えなくても
情報収集できるよう
電池で可動するラジオは
備えておくべきと痛感しました。

それと予備のバッテリーも。

 

停電はしても、スマホが通じていれば
それで情報を得たり、
連絡を取ったりできます。

でも携帯の電池が切れたらアウト。

 

今回ずっと前に充電したきりの
パワーバンクを出して来たら
奇跡的にかなりの充電を
することができて
電気が復旧するまでを
なんとかしのぐことができました。

充電用のパワーバンクが
情報源の命綱になったワケです。

サンドバッグと板で浸水に備える

明らかに洪水が予測される場合は
避難の検討が第一です。

そして避難をするなら
早めに越したことはありません。

 

でも、今回の私たちのように
ひょっとしたら浸水するかも
しないかも、程度なら
これはやってみる価値があります。

雨滴

15センチの床上浸水を
審査した保険屋さんは
浸水経路をふさげば
防げたと言います。

でもどうやって?

 

浸水経路となるガレージやドアの
隙間をプラスチックの板などで塞ぎ
サンドバッグでしっかり
押さえておくのだそうです。

もちろん、万が一浸水したときの
被害を最小限にするために
物という物を高い所に上げて
おくなどの備えも必要ですが。

 

現金、ガソリン、ガスの用意

停電で冷蔵庫が使えなくなると
日々の食料にまず困ります。

道路が通じると同時に人々が
始めるのは食料調達。

誰もが近所の食料品店に殺到します。

 

でも今回のように
インターネットが通じなくなると
クレジットカードが使えません。

支払いは現金のみとなるのです。

ATMには長蛇の列。

やがて現金も底をつき
下ろせなくなります。

 

日本では現金を持ち歩いても
オーストラリアではほとんど
現金を持たない私たち。

あまり現金がないので
初日控えめに買ったら
その後食料品店から
ほとんどの食料が消えました…。

調理場

米やパスタはもとより
缶詰、ビン詰めの類まで。

あちらこちらの幹線道路が
浸水してしまったので
品物を搬入するトラックが
入って来られず
スーパーマーケットの棚は
数日空のままでした。

 

そしてガソリンスタンドから
ガソリンが消え始めます。

これも車社会には痛い。

車なしには買い物にも
行かれません。

 

それから確認しておきたいのが
バーベキュー台のガスボトル。

IHなどの電磁調理台を
使っている家庭では
停電になると調理できませんね。

 

そこで活躍するのが
バーベキュー台なのですが
これに使うガスボトルを
確認しておくことも大事です。

どこの家庭でも同様なので
ガスを使い果たす
タイミングも一緒ですから。

早めに動く。ご近所と声をかけ合う。

今回、運悪く床上浸水の
被害に遭ってしまったローズ。

それでもローズはかさを増していく
水が入って来るかもしれないと
早めに準備をしたので
被害は最小でした。

 

でもローズのお隣さんたちは
彼女の言うことを笑い飛ばしました。

来ないって😂! と。

悲しいことにローズの予想は当たり
彼女の家よりも少し低かった
お隣さんの被害は結構甚大でした。

排水

浸水までの短い時間でも
準備をしたかしないかでは
被害の規模が大きく変わると
いうことは家の前に出された
ごみの量だけでも歴然。

早めに動くこと。

それからご近所と
声をかけ合うこと。

お互いに情報交換できたり
知恵や力を合わせて
助け合えるはずです。

 

何より自分ひとりだけじゃない
自分たち家族だけじゃないと
思えることが大きい。

とくに交通が断たれて
孤立したようなときには。

 

あとは普段から
万が一に備えること。

防災グッズや避難の備えだけでなく
家周りの排水溝や排水口を整備して
水はけをよくすることも大切です。

 

2度と来てほしくないと
願っていますが
いつ来るかわからないのが自然災害。

今回の経験を教訓に
できる備えをしていきたいと
思っています。

 

最後までお読みいただき
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