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家を買うのも競争。激戦を勝ち抜いてマイホームを手に入れるための3つのポイント。

鍵

こんにちは。ほのかです。

先日、今絶好調の売家市場の話を書きましたが、

今度は反対に買う側の熱い戦いを勝ち抜く方法を考えてみます。

先日実際に家を売った友人夫妻の舞台裏を参考に。

 

友人のダフニーとディラン夫妻の家は、
火曜日に2回のオープンハウス(家の内覧会)を開催して、
翌水曜の午後には希望をはるかに超える額で売却が決まってしまったというから驚きです。

 

オープンハウスといえば、少しでも人が集まるよう週末に開くのが普通です。

それを平日に行ったことからそもそも異例。

それは不動産屋さんのこのひと言で決まったのです。

買いたい人たちは仕事を休んででも来る。
むしろ冷やかしで来る人がいなくて効率がいい、と。

 

風通るラウンジ

 

金曜日に家はオンライン広告に載り、
その日のうちに問い合わせが殺到した時点で決まりました。

ここが買い手にとって重要な第一歩めです。

 

①不動産情報は毎日チェックし、気になる物件があればすぐに問い合わせる。

 

ここで不動産屋にコンタクトし連絡先を残しておくことで、
後日のオープンハウスの情報が得られます。

あるいは個別に家の視察をアレンジしてくれるかもしれません。

 

オンライン広告を出さないうちに売れてしまう家も結構あります。

いったいどんな人がその家が売りに出るという情報をつかむのでしょう?

それは不動産屋さんにちょくちょく電話をかけては
希望の物件が出て来ていないか問い合わせる人です。

 

以前私たちが家を探していたときも、不動産屋さんに希望を伝えてあって、
それに見合う物件が出てくると連絡をもらっては見に行っていました。

なかなかピッタリとくる家が見つからない中、
私たちが「この家いいね」と見ていた家にいきなり “売却済み” の看板が立ったのです。

それも私たちが頼りにしていた不動産屋さんの看板でした。

私たちは売りに出ていたことすら知らなかった。。。

 

白いキッチン

 

不動産屋さんに問い合わせると

「タイミングなんだよ。たまたま家を探しに来た人にいくつか見せた後、
近々売りに出るこの家を思い出して、
家主さんに連絡したら見せてもいいよとなったもので…。」

タイミングはやっぱり大事なのです。😥

そしてそのタイミングを逃さないためには、
毎週のように連絡をしないといけないようなのです。

 

私たちは連絡の無さが気になりながらも、忙しい不動産屋さんをあまりせっついてもと
遠慮して連絡を控えていたからショックでした。

別の不動産屋さんは言っていました。

家を買いたいと思ったら、毎日不動産屋に電話をかけて聞かなきゃだめだ、と。

まあ、毎日かけるかは別として、気になる物件は放っておかずに
その場で問い合わせることが重要です。

今の市場の展開はとても早いので。

 

看板

 

もうひとつ、情報探しと同時にやっておかなくてはならないことがあります。

それは

 

②銀行からお金を借りられるという承認 = approvalを取っておくことです。

 

銀行でホームローンの相談に行くと、預金の額や資産、仕事の状況(正社員、パートなど)や給与の額などの情報を全部出すと、いくらまで借りられるかはじき出してくれます。

これがないと、競争になったときに勝てないのです。

 

不動産屋さんからオープンハウスの知らせを受け取ったら、
何としても時間を作って見に行きます。

どうしてもその時間に行かれない場合は、
なるべく早い代替の時間を作ってもらうよう交渉します。

例えば、友人夫妻が開いたオープンハウスは正午でしたが、
その日勤務だった看護婦さんはどうしても都合がつかず、
交渉して午後5時にもう一度開かれることになりました。

 

海を眺める食卓

 

オープンハウスで家を見て気に入ったら、その場で不動産屋さんに言って
オファ(指し値)をする意思があることを伝えます。

そしていつ、どのようにオファを出したらいいか聞きましょう。

私たちが現在の家を購入したときは2日後のある時間までに額を決めて出し、
その中で一番高い値をつけた人に決めるというやり方でした。

 

友人夫妻の家の場合はその日のうちに4件のオファを受け取ったそうです。

ここで②の銀行での承認が効力を発揮します。

オファを出した4人のうち、1人は銀行の承認がなく、
もう一人はブリッジング・ファイナンス(つなぎ融資)が必要とのことで、
この2名はふるいにかけられてしまいました。

残る二人は支払い能力に問題なしでゲームが続行されます。

 

69万ドルで売りに出された家は、70万ドルのオファを受け、
その後ふたりが競り合い、その夜のうちに73万ドルがついてしまいました。

不動産屋からの報告を受け、ディランは一晩考えて明日の朝返答すると答えました。

ところが翌日、仕事の忙しさに連絡を忘れているうちに、
家はさらに競り上がっていったのです。

昼に連絡を入れたときには、76万5千ドルに上がっていました。

 

居心地のいい

 

バイヤーは看護婦さんの女性とシドニーから来た男性。

この男性は質問や注文がものすごく多かったそうです。

一方の看護婦さんはそのままの家が気に入ったという人でした。

男性は買う気満々でいくらでも競り合う用意があったようですが、
いくら高値で売れても後々面倒が続きそうです。

 

競り合ううちにおっとりと人のいいバイヤーの看護婦さんが引いてしまう前に
この看護婦さんの76万5千ドルのオファを受けることに決まりました。

ここで最後に人柄が考慮されたわけです。

判断の基準は売り手により実に様々です。

とにかく数百ドルでも高い方がいいという人もあれば、
今回のように気持ちよく住んでくれる人の方がいいということもあるのです。

もっとも、ある程度の競り合いに勝てなくては同じ土俵に立てませんが。

だから

 

➂不動産屋とのやり取りの間に購入の熱意や家に対する好意などは伝える

 

ということも大切になってきます。

そして、最後に

 

冷静に、自分らしく交渉すること

 

でしょうか。

不動産屋がいい人だとは限りません。

わが家を買ったときの不動産屋はせかしたり煽ったりする人で、

挙句の果てにオファを受諾して交渉成立したはずなのに、
再度オープンハウスを開くと言い出して、実際に開いていました。

誰も来ませんでしたが…。

 

家の購入はどこも激戦ですが、きっとご縁は巡って来ます。

わが家も家を買いたいね、と言って探し出してから
実際に購入に至るまで実に3年ぐらいかかりました(笑)。

Good Luck!

よい家とのご縁が早くめぐって来ますよう。

 

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