MENU
マイテンポで豪州田舎暮らし
地球の隅っこからスローライフれぽ
動物と暮らす

オーストラリアで犬を飼う – ⑤お帰りタマ〇マ😆 遊んでしつけ、散歩で社会勉強。

スマイル

こんにちは。ほのかです。

小さいうちはどんな動物もかわいいもの。

生後8週間以降で家に迎えたパピーはかわいい盛りです。

かわいさのあまりなんでも許してしまいそうになるけれど、ここは冷静に。

今許してしまうとそれが当たり前になってしまいます。

やってはいけないこと、越えてはいけないラインをしっかりと教えていく必要があります。

 

トイレのトレーニング、吠えさせない、人に飛びつかせないなど最低限の礼儀。

おいで(come=カム)、お座り(sit=スィット)、待て(stay=ステイ)、
伏せ(drop=ドロップ、またはdown=ダウン)などの
基本のコマンドを教え始めるのもこの時期です。

パピースクール

しつけ用のおやつを用意して、それで導くように座らせたり、伏せをさせたり。

パピーは遊び感覚でどんどん学んでいきます。

パピースクール=犬のしつけ教室に通わせるのも良いことです。

しつけ方を教えてくれるというのが最大のメリットですが、
その他にもいろいろな問題をトレーナーに相談できたり、
他のパピーたちと交わることができたり、また他の犬がいても
飼い主の言うことに集中する訓練などができるのも魅力です。

 

パピースクールの価格はピンからキリまで。

1回10ドルのクラスから4回のプライベートレッスン500ドルまでさまざまです。

教え方もスクールによって変わります。

たいていのスクールではおやつを用意して、コマンドに従ったらご褒美をあげる、ご褒美がもらえるから従うようになる、という方式を取る所が多いようです。

反対におやつは賄賂だ、とおやつを使わないスクールもあります。

できたらほめちぎって教えていく方法です。

遊ぶ

わが家ではどちらのパピースクールも経験しました。

れんはおやつなし。もんはおやつ漬け。

ゴールデンレトリバーはとくに食いしん坊な犬種なので、
おやつにつられたもんの覚えの早かったこと…!

その代わり、おやつを持っていないとサボったり、催促したりもします。

 

逆に褒められるためだけに訓練されたれんのモチベーションはあまり高くなく、
時間はかかりましたが、繰り返し体に覚え込ませたので
普段の生活で自然にやるようになりました。

どちらがいいかはパピーの性格にもよるのかもしれません。

たいていのパピースクールは2回目の予防接種を終えた頃から、受け入れてくれます。

もんやれんは3回目の予防接種が終わってから通い始めました。

 

しつけとともに大切なのが、
犬の社会化(socialisation=ソーシャライゼイション)の訓練です。

自転車やバイク、車、トラックにバス、スケボーに乗った人、
サーフボードを持った人、乳母車に車椅子、ショッピングカートを押した人…。

日常で目にし得るありとあらゆるものに慣れさせておく必要があります。

これらを怖がるようになってしまうと散歩すら容易ではなくなります。

水遊び大好き

家の中でもほうきや掃除機、ホースや芝刈り機など動くもの、
音の出るものなどにも徐々に慣れさせておくことが大切です。

予防接種の終わらないうちは腕に抱いて町に出かけて行き、
いろいろな人や物を見る機会をたくさん作ります。

自分で歩けるようになったら、
今度は歩いて同じところへ行って慣れさせましょう。

 

わが家の場合は連れて歩いたにも拘らず、少し後になってからマーケットの人混みを嫌ったり、自転車に乗った子供を避けたりするようになっていきました。

あまりに静かな場所に慣れさせ過ぎたのでしょうか。

賑やかな場所に連れ出すのが少なすぎたのか、
バラエティが乏しかったのかもしれません。

 

苦手なものには時間をかけてゆっくり慣らしていくしかありません。

最近はマーケットの側に車を停めて、トランクを開け、
そこに一緒に座ってマーケットを眺めたりしています。

少し慣れてきたら車から出て、マーケットの周りを歩いたり。

でもマーケットには入りたがらないので入りません。

いつか嫌がらずに入れるようになる日まで、
根気よくこうして慣らしていくしかないかと思ってます。

遊び時間

こうしてパピーに人間社会での暮らし方を教えつつ、飼い主も
パピーの扱い方を学んで一緒の生活を作っていくのが最初の半年でしょう。

大変だけれど、とても楽しい時期でもあるこの半年。

この間にやっておかなくてはならないことがまたいくつかあります。

 

(1) Desexing – 避妊/去勢手術

お年頃を迎える前の5か月から6か月までに行うように勧められています。
手術は日帰りで済み、最近は抜糸の要らない糸を使うようなので、パピーが傷をなめたり引っかいたりし続けない限り、再び獣医に行く必要もなくなりました。

(2) Registration – パピーの登録

カウンシルに飼い犬の届け出をする必要があります。
NSW州では生後6か月までにマイクロチップのIDナンバー、去勢/避妊手術の証明を持って最寄りのカウンシルで手続きをするよう定められています。
登録料は$58(7月から$60)で生涯カバーされます。またシェルターやパウンドから引き取った場合はその領収証を持参すると半額になります。

 

引き取ったとき片方のタマ〇マが見当たらなかったもん。

去勢手術に先駆けて獣医さんに行った際にチェックしてもらったら
ちゃんと定位置に下りていて、普通に手術が受けられることがわかってホッと一安心。

何かと噛み癖のあるもんは手術後傷口を噛みはしないかと心配しましたが、
傷には興味を示さず、手術跡も早く治ったのは幸いでした。

これでパピーの間にやらなくてはならないことを終えたことになります。

あとは愛犬との生活をたんと楽しむだけです。😊

 

ご訪問ありがとうございます。

よろしかったらポチしてっていただけたらうれしいです。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村