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オーストラリアで犬を飼う – ④パピーに釘づけ😍 お迎え後の大切なお仕事

こんにちは。ほのかです。

ブリーダーのおじさんからもんを引き取った私たちは、
家まで帰る途中にいくつかの用を足さなければなりませんでした。

そろそろトイレさせた方がいいかな…。

そう思って道端の草地を歩かせますが、
延々と匂いを嗅いでいるだけで一向にする気配がありません。

もうしばらく大丈夫なのかなと車に乗せ、走って10分としないうちに

じょ~~~。。。

車の中でやってくれました。😩

 

家に着き、もんの部屋となるランドリーにも慣れ、
ベッドも気に入ってホッと一息。

さてと踵を返してキッチンに向かおうとすると、
だーっと走ってついて来ます。

…速い!

先回りするように走るので踏みそうです。

ほとんど音も立てずに矢のように走ります。

どこにいるかわからない。

次は?

あっちの方にいると思っていたら足元にいたり、
すぐそばにいたと思ったら家の反対側に消えていたり。

おっとりした先代のれんのパピー時代しか知らない私たちはびっくり。

目が行き届かなくて危ないので、鈴をつけました(猫か?!)。

踏んでも困るし。

 

さて、ご飯の時間。

ブリーダーのおじさんがあげていたドライフードを
盛ったボウルを持ってきて、もんを座らせます。

食べていいよと一歩先にボウルを置いた途端、ごはんに向かってすっ飛んでいくもん。

と思ったらもんはボウルを通り越して
エサの向こう側に行き、何やら探している様子。

見えてないんだろうか?

ボウルの周りで嗅ぎ回ってごはんを探すもんをボウルに誘導せねばなりませんでした。

お風呂の時間

食べる様子もまたスゴイ。

子豚のようにふごふご言いながらまさに”がっつく”もん。

れんのようにおっとりとした仔犬を連れてきたつもりでいたら
グレムリン(古っ)だったと知った瞬間みたいな気分でした。

ブリーダーのところでは食事も競争だったのでしょうか。

だとしたら、たいして食べられていなかったでしょう。

目の前の餌を見逃してしまうのですから。

競争しなくてよくなったせいか、
今では食べ方も大分落ち着きましたが。

 

そして夜。

もんをランドリーに入れたベッドに寝かせ、
寝室に戻るとギャンギャンと鳴き始めたのです。

しばらく鳴いたら疲れて寝ちゃうだろうと思ったらとんでもない。

しつこいのです。

全然止めない。

噛み噛み

でもここで見に行ってしまったら、鳴けば来てくれると思ってしまいます。

映画 “Marly & Me – マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと” みたいに
かわいそうだからと部屋に連れてきてしまったら、それが普通になってしまいます。

こんな悪習慣は絶対断ってもらわなくてはいけません。

うるさくて眠れやしませんが、ギャンギャンと鳴き続ける声を聞きながら、
こんな鳴き声が開けた窓から漏れない冬でよかったと思いつつとにかく我慢。

鳴き止んだタイミングを見計らって2~3時間おきに行ってやり、
“鳴くのを止めたら来てくれる” を印象づけながらトイレに連れ出します。

 

こうしてほとんど一睡もできないまま朝を迎えた私たち。

この試練はこってり二晩続きました。

が、不思議なことに3日目の晩はピタッと鳴くのを止めたのです。

もんなりに、鳴いても何もいいことはないと学んだんだと思います。

 

友人宅のパピーは一週間夜毎に鳴き続けたそうです。

友人たちは耳栓をして寝てました。トイレに出す時間に目覚ましをかけて。

れんは一切鳴いたりしませんでした。

だから、これもパピーの性格や育った環境によりけりなのでしょうけど
これから犬を飼おうとしている人は覚悟しておいた方がいいかもしれません。

ダディの匂い

さて、パピーのうちにいくつかやらなくてはならないことがあります。

(1) worming – 寄生虫予防(内部寄生虫) 

生後12週までは2週間ごとに予防薬を与える必要があります。
ブリーダーが最後に薬を飲ませた日から二週間後から。
我が家はパピー用のDrontalを使いました。

(2) vaccination – 予防接種

生後18週間までの間に3回の予防接種が必要になります。
通常1回目の接種が済んだ状態で引き渡されるので、
2回目(10~12週目)、3回目(16~18週目)の注射を受けます。
病気、とくにparvovirus=パルボウィルスへの感染が怖いので、
3回の予防接種を終えるまではなるべく外を歩かせるのは控えた方がいいようです。
3回目の接種を終えた後は1年ごとになります。

(3) Heartworm – フィラリア予防

生後3か月までならテストをせずに始められます。
もんは獣医で注射を受けることにしました。
3か月で最初の注射を受け、次が生後6か月、
その9か月後から1年に1回の注射で予防できます。
たいていは上記の予防接種と同じ頃になるので、年に一度2つの注射を受けます。
体の小さな犬種は生後6か月になるまではこの注射が受けられないこともあります。
その場合は初回は飲み薬を与えます。

(4) Flea & tick treatment – 外部寄生虫退治&予防

連れて来たパピーにノミを発見したら、ノミ退治を。
いろいろな薬がありますが、わが家はCapstarという錠剤を使いました。
飲ませて少し経つと、見事にぽろぽろとノミが落ちます。
落ちたノミはつぶしたりせず、ガムテープなどにくっつけて
取って、捨ててしまった方がいいようです。
ノミとティック(ダニ)の予防薬のほとんどは生後8週間以降なら安全に投与できます。
ティック、とくにパラリシス・ティックは怖いので、有効な薬で予防しておきましょう。

待って

遊んではパピー特有のシャープな爪に引っかき傷を作られ、
世話をしては手洗いを繰り返すので手荒れがひどい状態が続きましたが、
それでもかまいたくなるのがパピー。

ビックリすることや手こずることはいくつもあって
ときに見事なちびっこ悪魔くんぶりを発揮したりもするけど
それを補って余りあるかわいさです。

譲れない一線はきちんと教えながら、
思い切りかわいがってあげて、絆を深めていってくださいね。

 

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