先週ネット・オークションで販売開始した〇〇ストリート××番地の家。
85万ドルからスタートして現在93万ドル…
突然の不動産屋さんからのメッセージに口があんぐり…!
こんにちは。ほのかです。
当分のこと家を買う気はあり買えませんが、いい物件を見るのは楽しいので
不動産屋さんからは引き続きお知らせをもらい続けています。
そのひとつとして入って来たこのニュース。
この家は最初に売りに出たときにチェックしていました。
もんのお散歩でよく通るところだったので。
3ベッドルーム(3LDK)にダブル(車2台分の)ガレージのついた家で、
こちらの平均の家屋サイズ4ベッドルーム+ダブル・ガレージより小さめです。
ネット上の写真で見た限り、今風に改装した風もなく、
ほとんど買ったときのままの内装で売りに出されています。
それでもこちらの家は古くなったから価格が下がるということはありません。
10年、20年と住んだ家でも買ったときと同等の価格か、
たいていはそれ以上の値段で売ることができます。
そのエリアの人気や評価額が下がらない限りは。
今までならせいぜい65万~72、3万ドル
(約5,470万~6,150万円)がこのくらいの家の値の相場だったでしょう。
それでも今の家主さんがこの家を買った頃の値段の3倍以上の価格です。
それがこのところの物件価格の上昇でいきなり85万ドル(7,160万円)のスタートとなり
93万ドル(7,830万円)に漕ぎつけているというからぶっ飛んだのです。
もうちょっとで1ミリオン=100万ドルですよ!
1ミリオンの家といったらちょっと前までは豪邸でした。
それが新築でもない、築20年以上のフツーの家がミリオン近くで売れるなんて…。
この値の上り方、ちょっと異常と思われるくらいです。
オンライン・オークションであることが一因を担っているのは間違いありません。
その場に来なくても、誰でも買えるわけですから。
もちろん、事前の登録は必要になります。
ある程度の支払い能力の保証も必要になるかもしれません。
不動産業者とオークションを行うオークションサイトによりますが、登録時にクレジット・カードに1,500~2,500ドル程度のデポジットをかけるところもあるようです。
でも私たちの住む田舎からオークションに参加する場合は、
不動産屋さんがその人に持ち家があるか、あるいはどこの家を借りているか
などを知り尽くしているのでもう少しお気楽です。
私たちが不動産屋さんから受け取ったメッセージにも
「オークションを見て見たければリンクを送るよ」と書いてありました。
まあ「見るだけ」ですが。
でも「買いたい」と言ったら不動産屋さんはさっさと
手際よくお膳立てしてくれたに違いありません。
ネット・オークションには地元の人間だけでなく、
当然のことながら全国から参加者が集まります。
購入資格があれば、海外からの参加もあり得るでしょう。
その中には一度も現地を訪れずに、実際の物件を見ないままに
購入を決意する人も含まれています。
そういう人たちもいるということは
このコロナ禍よりもずっと以前に経験から学びました。
私たちが買うことを決め、この値段でどうですかと価格を提示して、
持ち主から合意が得られた家がありました。
大きな土地に、小さくて素朴な家の建つ物件で、
それを自分たち好みに改装して住もうと思っていました。
喜んだのも束の間、遠方から電話をかけてきた別のバイヤーが
私たちの提示価格よりはるかに高い金額を出して
持ち主のハートをゲットしてしまったのです(泣)。
その購入者は遺産を投資する物件を探していて、
土地の広かったその物件を二軒に建て直して売り出すつもりで買ったのです。
だから家の造りや住み心地などどうでもよかったわけです。
その家を見に来たこともない人たちでした。
当然のことながら、ネットオークションには
そういった人たちもたくさん参加して来るでしょう。
投資目的でこの辺りに物件を探している人も大勢います。
いくらこの辺りの物件価格が上昇しているといっても、
都会の家の値段に比べたらまだまだ全然お買い得。
都会に家を持つ人たちが都会で家を買い替えることを考えたら、
その半分以下の値段で立派な庭付きの家が買えるのです。
コロナ騒動で海外に行かれなくなり、使い途を失った
お金の投資先を探している人がたくさんいるという話を以前書きましたが。
これですね。
こういう人たちが余ったお金で家を買おうと考えるのには何の不思議もありません。
あるいは都会の家を売って田舎に引っ越そうという人なら、
今の家を売った半分以下の値段で田舎の家を買えば残ったお金でいくらでも改築できます。
実際に現地に足を運んで家を見て歩くことが物理的に不可能な人、
またそこまでの時間的余裕のない人もネットオークションなら気軽に参加できるわけです。
競争率は俄然高くなります。
そして最後にはやっぱり
“ポチ” で買えてしまうお手軽さでしょうね。
値を吊り上げるのは。
「買っちゃった!」と車をお持ち帰りするテレビ広告がありましたが
「そんなのかわいいものよ」と思えてしまう
大きな衝動買いも身近になっていくのでしょうか…?
ご訪問ありがとうございます。
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