豪州は片田舎のほの家でも
静かに年が明けました。
今年もよろしくお願いします。
さて踵骨折からの回復途中で
松葉杖をついて
渡航することにした私。
![クト](https://inmytempo.com/wp-content/uploads/2022/12/kuto-320x180.jpg)
果たして最初のフライトは…。
チェックイン時に
カンタスの係員に聞くと
スーパーバイザーを探しに
どこかへ行ってしまい
しばら~く待たされた後
持ち込みを許可されました。
搭乗は長蛇の列だったので
立って待つのが辛い私は
座って待って最後尾につきました。
ところが逆に搭乗便の入り口手前で
さんざん待たされるはめになり
足を腫らしてしまったのは
ちょっと誤算。。。
まあ島までは2時間ちょい。
あっと言う間に着くはずです。
![出発](https://inmytempo.com/wp-content/uploads/2022/12/depart-147x300.jpg)
島のイミグレーションでは
むっつりした顔の空港職員に
手招きされ…。
おっかなびっくり寄って行くと
鎖をはずして横から直接
イミグレーションへ
通してくれました。
そうそう、こうだった、島の人 😆
無愛想顔に見えて親切。
歩く距離が減り
立って待つ時間が短縮されて
これには助かりました。
迎えに来てくれた
お友だちと無事再会。
夜は超豪華シーフード
ビュッフェに連れて行ってもらって
カニやらお刺身やら食べまくり。
別荘ではひたすら
のんびりさせてもらいました。
風があったので
リーフには行けなかったけど
きれいなビーチを散歩
(松葉杖で🙄)。
この段階では
このくらい歩くので精一杯。
“フツー来ないよ
松葉杖ついて。”
別の友人からは
そう言われたけれど 😅
いやいや、まだまだ。
離島へも行くのです。
松葉杖をつきながら
20分飛んで着いた離島は
相変わらずのんびり穏やかで。
![椰子の実](https://inmytempo.com/wp-content/uploads/2022/12/coco-147x300.jpg)
真っ先に向かったのは
砂の白さが有名な
この島のメインビーチ。
この砂浜と透き通る海の色を
見たくてここへ来るのです。
このビーチの砂はキメが
細かいので足裏にやさしく
それでいて足が砂に沈んで
取られることがありません。
ここの散歩が
最高の歩行練習に。
ゆっくり隣りのビーチまで歩きます。
サンゴがきれいなことで
知られるお隣のビーチ。
足が腫れて
いつものフィンは入らないので
ハビさんの大きなフィンを借りての
シュノーケリングです。
ずっと動かしてなかった足には
フィンでの運動はキツイかな?
とも思ったけど
エイッと蹴り出してみたら
歩くよりずっと快適。
体重もかからないし、
ひんやり海の水が腫れた足に心地良いし
足首の柔軟性を取り戻すためにも
シュノーケリングはとてもいい
エクササイズのよう。
![珊瑚の海](https://inmytempo.com/wp-content/uploads/2023/01/coral-sea-300x225.jpg)
透き通る青い海を眺めながら
真っ白な砂の上を歩き
カラフルな珊瑚の中を
カメや魚たちと一緒に泳ぐリハビリ。
なんて贅沢な…!
極上のリハビリのおかげで
離島を出る頃には松葉杖片方で
歩けるようになりました。
さて、心配してた
松葉杖で乗るヒコーキの話の
続きです。
離島への国内線では
最初に搭乗するように言われ
案内の人に出入り口に近い
後方座席に誘導されました。
降りるときは他の乗客と一緒に
順番に降りましたが。
帰りの空港では…。
この頃には杖片方で
歩けるようになっていたけど
捨てられもせず、持ち帰るべく
両手に杖をついて歩いていました。
![ロブ](https://inmytempo.com/wp-content/uploads/2022/12/lob-300x173.jpg)
列に並んでいると
隣りにいた紳士が松葉杖を見て
どうぞと道を譲ってくれました。
すると反対側の人も道を開けてくれて
その前の人も、また前の人も
順に道をあけてくれて
目の前に一直線の通路が…。
すごい罪悪感😓
めちゃくちゃバツが悪くて
“大丈夫ですから” と
一人一人に言っても
誰も動かない。
みなさんの親切に甘えて
先頭まで通していただくより外
無くなってしまいました。
空港に限らず島の人々には
杖をつく旅人に
本当に親切にしてくれました。
リゾートアイランドでの贅沢な
“リハビリ” 週間が終わる頃には
びっこながら松葉杖をつかなくても
歩けるようになってきました。
これで東京の人波の中を
転ばず歩けるように
なったのでしょうか。
一時帰国まであと数日です。
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