マイテンポで豪州田舎暮らし
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オーストラリア生活

路駐した車を当てられる

こんにちは。ほのかです。

ある日の仕事中。

“ちょっと出て来る…”

突然同僚のCさんが
窓を開けて外を見るなり
走り出て行きました。

 

その直後、電話を取った
Rちゃんの受け答えが
耳に入ってくるにつれ
外で何かが起きたことが
私にもわかってきました。

窓から見えるのは路上に止まった
大きな黄色いトラック。

“あのトラックが路駐してた車
何台か引きずったらしいよ”
とRちゃん。

 

OMG!!!

 

“ホノカも路上に駐めてるの?
行って見てらっしゃいよ!”

急いで、でも治りかけの足を
引っかけないよう慎重に
階段を下りて表に出ると…

 

私の車とは反対側に
Cさんも含めて
数人が集まってました。

とりあえずパッと見たところ
自分の車は朝見たままの姿。
のよう…。

トラック

一方車を当てられたのは
営業部長のDさんとLくん。

トラックはDさんの車を引っかけると
そのまま引っ張って
前のLくんの車に当て
さらに少し引きずって終わったよう。

車体に引っかき傷と
車同士が当たった傷。

 

さらにLくんの車は
“ツイストされたみたいに
前と後ろがひん曲がってた” とか…。

何て恐ろしい力。

いない隙に車を壊されるのも
たまったものではないけど
中に乗ってたら
どんなに怖かったか 💦

 

このとき過去の痛い思い出が
フラッシュバックしたのです。

路駐していた自分の車に
突っ込まれた不運な事故経験…。

 

その日は友人宅にお招ばれしたので
彼らの住むマンション前の道路際に
車を停めて行きました。

夜遅くなって戻って来ると
なんだか車の位置が違うような…。

“縁石に乗せて止めたっけ?”

“いや乗せてないはず”
とハビさん。

夜のストリート

道路側に回って見て仰天。

車体の真ん中がべっこり
凹んでいるじゃありませんか!

明らかに誰かが突っ込み
車体を縁石に
押し上げてしまったという…。

そういえばディナーの最中に
何かがぶつかる音がしてたっけ。

あれが自分の車に
ぶつかる音だったとは 😩

 

それにしてもなんて運。

隙間なく路肩を埋め尽くす
何十台もの車の中で
なんでウチの一台だけ?

右側2枚のドアの真ん中が
大きくへこんでいるので
ドアも開けられません。

つまり乗れないってこと。

 

とにかく保険屋に電話。

友人たちと私たちで
どうしようかと話していると
一台の車が奇妙な音を立てながら
トロトロと通り過ぎて行きました。

車体の前はぶつかった
後のようにひしゃげ
走るとタイヤが曲がった車体に
当たって音を立てています。

 

顔を見合わせる私たち。

どう見てもあの車だよね?と。

しばらくすると、同じ車が
また通り過ぎて行きました。

とっさに走って追いかける
ハビさんと友人Dくん。

路駐

果たしてその車は同じ通りにある
アパートの敷地に止まりました。

酒瓶を抱えて降りて来たドライバーに
話しかけてみたそうですが
まともな返答は得られず
中に入って行ってしまいました。

 

これはケシカランと
Dくんは地元の警察に

“酒酔い運転の果てに
事故を起こした奴がいるぞ。
見に来た方がいいんじゃないか?”

と電話したけれど、
警察は興味はないと 😲

事故は保険屋に言ってくれと
言われたそうです。

 

その保険も、通常は事故を起こした
ドライバー側の保険会社から
修理費が払われますが
相手のドライバーから
まともな返答を得ることはできず
ほの家の加入する保険会社は
追跡を諦め修理を負担したようです。

結局その夜は友人の車を借りて帰り
レッカーでガレージに運ばれた
わが家の車が修理されるまで
代車で仕事に通う日が続きました。

 

そんな苦い思い出が
蘇った午後の路上。

Dさんが黄色いトラックの
ドライバーと情報交換をして
2台の車はトラック会社の保険で
修理されることになったけど
何という災難。

 

Dさんはいつも通り
淡々としてるけど
Lくんはさぞかし
落ち込んでるだろうなと
思いきや

“全部キレイになるんだぜ。
元より全然良くなるよ!”
と喜んでました。

ピッカピカの新車じゃなくて
よかったね、Lくん。

通り

“私たちのではなかったみたいよ。”

Cさんが戻って来て言いました。

何か変な音を聴いたと思ったのよと。

全然気づかなかった…。😨

 

常にトラックが出入りしているので
大きな音は普通。

エアコンをかけて窓を閉めていたし
車をぶつけた音など
全然聞き分けていませんでした。

 

さすがCさん。

もうちょっと音にも
敏感にならないと。

 

遠くの衝突音が
他人事とは限らないのです。

そして事故には保険屋。
この国では頼りになるのは
まともな保険屋です。

警察ではなく。😅

 

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