こんにちは。ほのかです。
続く豪雨で陸から流れ出たがれきと泥、それと強風で、
先週末は海で遊ぶどころではありませんでした。
やっと晴れた今週末はビーチも人でいっぱい。
ほの家も例にもれず。
朝の6時から海へ出て遊んでました 😆
が、せっかくの楽しいひとときに水を差す、いやチクチク刺す輩が…。
「あッ! クラゲに刺された!!」と思ったらなんか変。
何が変なのか…?
とりあえず触手が残ってたら取らなくちゃ、と刺されたところを見ようとして、
あれっ? 見られない?!
そう、チクっとしたのは水着やウエットスーツの中なのです。
露出していないところを刺されるのはクラゲじゃない…。
シーライス(sea lice)に違いありません。
lice = シラミとキモチ悪い名前で呼ばれていますが、本当はシラミではありません。
クラゲの幼生なんだそうです。
体調は2~3ミリで透明なので見えませんが、クラゲと同様の刺胞を持っているそうで、
これにチクリとやられるのです。
水面付近にかたまって漂うシーライスたちは
海水とともに水着やウエットスーツの中に入ります。
海水は抜けますが、シーライスは服に引っかかって残り、
服(についたシーライスの刺胞)と肌がこすれ合うときにチクリと感じるのです。
今まで何度か刺されましたが、最初にチクリとやられた後は何も感じなくなります。
水の中にいる間は。
水から出てしばらくしてから、なんだかチクチクと痛痒くなってきます。
それをそのまま放置して、歩き回ったりして、
水着と肌が擦れるにつれて痛くなってきます。
刺されたところは赤い発疹になり、数日から、
ひどいときは1~2週間かゆみや痛みをもたらします。
だから早めの対処が肝心。
水から上がったらすぐに水着を脱いで、水でよく体を洗い流すことです。
髪の毛に引っかかることもよくあるそうです。
首筋などを刺されたと感じたときは、髪もよく洗っておきましょう。
体を洗ったからといって、脱いだ水着をもう一度着るのはキケン。
水着に着いた刺胞はそのまま残るので、また肌をチクチクと刺されまくります。
脱いだ水着はしっかり洗濯しましょう。
服と体が擦れ合う前にこうして洗い流してしまえば、
たいていはひどい発疹になることもなく終わります。
朝の海遊びでチクっとやられておきながら、
海から上がってシャワーを浴びたらすっかり忘れ、
午後また友だちと一緒に泳ぎに行った私たち。
みんなでしばしボディーサーフィンを楽しんで水から上がり、
ふと全員同じ思いで見つめ合う…。
そしてほとんど同時に
「なんだかやられた気がする…シーライスだ!」
急いで家に帰り、各々シャワーに飛び込む私たち(笑)。
すっきり洗い流して、あと腐れなく
シーライスとのご縁を断つことができました。
ではシーライスを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
100%安全なのは泳がないことですが、それじゃ身もふたもありません。
何も着ないで泳げばいいと言う人もいますが、そういう訳にもなかなかいかないし、
できたところでこんどはシーライスの親玉、クラゲに刺される確率が高くなります。
クラゲも手強いのです。
このあたりのビーチで最も知られているのはブルーボトル。
鮮やかなブルーの風船のような体を水面に浮かせ、長い触手を垂らして漂っています。
この触手を覆う刺胞に刺されると少量の毒が注入され、
それが結構な痛みを与えたりします。
クラゲに刺されないためには肌を覆うこと。
そのためにラッシュガードなどを着て泳いだりしますが、
それでも覆われていない足首や手指、首や顔などを刺されることがたまにあります。
刺されたときはどうするか。
海水で洗えとか、お湯で洗うとか、実にさまざまな対処法を聞きますが
自分たちの経験では、真水で洗うのが一番だと学びました。
刺されたらなるべくすぐに真水で洗い流して、触手や刺胞が残っていたら取り除きます。
しっかり真水で洗うと痛みが消えるのも早いし、後も引かずに済んでいます。
ちなみに全身が毛で覆われた犬などの動物はクラゲに刺されることはないそうです。
また人間でも、手のひらと足の裏は大丈夫だとか。
小さなクラゲに刺されるだけでも、微量の毒が入ることは確か。
クラゲにしてもシーライスでも、人によってはもっと重症になることもあります。
痛みやかゆみがひどいようなら、早めに薬局や
かかりつけのお医者さんに相談することをお勧めします。
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