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オーストラリアで犬を飼う – ① 仔犬を探して確約にこぎつける

10週目

こんにちは。ほのかです。

もんは先月2歳になりました。

まだまだやんちゃですが
それでもわが家に迎えたときの
ちびっこ悪魔ぶりを思えば
随分成長したものです。

 

『気に入った仔犬を
相応な価格で手に入れる』
こんなシンプルなことが近頃
とても大変になってきました。

とにかく値段が跳ね上がっています。

 

私たちが10年前に
初代れんを迎えた頃の
ゴールデンレトリバーの相場は
ペットショップで1,000~1,300ドル
田舎のブリーダーだと800ドル程で
出している人もいました。

2年前にもんを探したときには
それが3,000~4,500ドルに
上がっていました。

今同じサイトで見てみたら
5,000~8,800ドル!

ラブラドール・レトリバーとの
あいのこだと3,500ドルくらいに
下がるのですが。

 

ハッピーパピー

 

これだけ値段が上がっているのに
売り手市場なので大変です。

とにかく売れるのが早い。

とくに他より安い場合など
瞬く間に完売です。

なのでまずは小まめに
情報をチェックして、
これだという仔犬を見つけたら
いち早く連絡する必要があります。

gumtree や trading post などの
オンラインのマーケットプレイスでも
RSPCA や Friends of the Pound
のようなレスキュードッグの
シェルターも同様です。

 

さらに
どれだけその仔犬が欲しいか
どんな風に飼うつもりかなどと
質問を掲げて買い手の熱意を
確かめるブリーダーもいます。

だから問い合わせや
やり取りの際の言葉には
少々気を配る必要があります。

とはいっても表現力では
ネイティブにかなわないので
とにかく熱意と配慮で
この飼い主に売りたいと
思ってもらわねばなりません。

 

きちんと育てられたパピーなら
少々高くても構わない
という人もいると思います。

それも一理あります。

私たちが探していたとき
相場より1,000ドル安く
仔犬を出していたブリーダーは
敷地の真ん中に犬小屋を建てて
犬だけがそこで暮らしていました。

もちろん餌や水をあげたり
掃除をしたりといったケアは
きちんとしていました。

でも、ブリーダーのおじさんが
世話をしにくるとき以外は
人間と全く触れ合っていないのです。

 

わらわら

 

だから、小屋を開けて外に出しても
人には寄って来ません。

呼んでも興味すら示さず
めいめい勝手な方へ
走って行ってしまうのです。

これにはちょっとびっくり。

仔犬は寄って来たり
見知らぬ人にも好奇心を
示すからかわいいのに
人になんか興味ないという
仔犬たちを見ると
何か違う気がしてしまいます。

飼いならしていけば
変わるのかもしれませんが
小さな頃の原風景が
何かと影響するのではないかとも
思ってしまうのです。

 

だからといって
高価格で出しているブリーダーだから
手をかけて育てているかというと
残念ながらそうでないケースも
多いようなのです。

電話やテキスト、メールなどで
やり取りをするうちに
ブリーダーの人がどんな感じか
わかってくることもあるでしょう。

なんかおかしいとか
あまり好感が持てないと感じたら
考え直すことも必要です。

 

かわいいんだか…

 

希望の仔犬を売ってあげられるよ
となったら、ここで
保証金を請求されます。

売り手によってさまざまですが
200~500ドルぐらいを
銀行振り込みするのが一般的です。

そして引き渡し時に
このデポジットを引いた残額を
精算するようになります。

デポジットを支払ったこの時点で
初めて購入が確約されるのです。

 

私たちはデポジットを払いがてら、
ブリーダーのところまで仔犬を見に行きました。

片道5時間かけて。😂

遠方からお取り寄せ(?)の場合は
仕方ありませんが、
行かれる範囲であるなら
一度は見に行くことをお薦めします。

どんな環境で
どのように育てられているか
よくわかるので。

 

日向ぼっこ

見に行かれない場合は
できるだけ写真を
送ってもらいましょう。

写っている仔犬のかわいさだけに
目を奪われがちですが
注意してその周りに目を凝らすと
他の情報も読み取れたりします。

絨毯の上にチャイルドゲート
=子供用の仕切りを立てているから
家の中なのかな、とか。

おもちゃが写っているから
子供のいる家庭だな、とか。

人間のコンパニオンとしての
犬を探しているわけですから
できるだけ人間と一緒に育っている
犬が好ましいと思うのです。

 

そうして得たさまざまな情報から
この犬なら大丈夫と思えたら
デポジットを払って
仔犬の予約を確定しましょう。

銀行振り込みの場合は
証拠が残りますが
現地に行って支払う場合は
領収証をもらっておくのも忘れずに。

これでちょっと先だけど仔犬が
家に来ることが決まります。

次はお迎えの準備です。続きます。

 

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