こんにちは。ほのかです。
もんは先月2歳になりました。
まだまだやんちゃですが、それでもわが家に迎えたときの
ちびっこ悪魔ぶりを思えば随分成長したものです。
『気に入った仔犬を相応な価格で手に入れる』
こんなシンプルなことが近頃とても大変になってきました。
とにかく値段が跳ね上がっています。
私たちが10年前に初代れんを迎えた頃のゴールデンレトリバーの相場は、
ペットショップで1,000~1,300ドル、
田舎のブリーダーだと800ドルくらいで出している人もいました。
それが2年前にもんを探したときには3,000~4,500ドルに上がっていました。
今、同じサイトで見てみたら、5,000~8,800ドル!
ラブラドール・レトリバーとのあいのこだと3,500ドルくらいに下がるのですが。
これだけ値段が上がっているにもかかわらず、売り手市場なので大変です。
とにかく売れるのが早い。
とくに他より安い、という場合など瞬く間に完売です。
なのでまずは小まめに情報をチェックして、
これだという仔犬を見つけたらいち早くコンタクトする必要があります。
gumtree や trading post などのオンラインのマーケットプレイスでも、
RSPCA や Friends of the Pound のようなレスキュードッグのシェルターも同様です。
さらに、どれだけその仔犬が欲しいか、どんな風に飼うつもりかなどと
質問を掲げて買い手の熱意を確かめるブリーダーもいます。
だから問い合わせややり取りする際の言葉には少々気を配る必要があります。
とはいっても表現力ではネイティブにかなわないので、とにかく熱意と配慮で
この飼い主に売りたいと思ってもらわねばなりません。
きちんと育てられたパピーなら少々高くても構わないという人もいると思います。
それも一理あります。
私たちが探していたとき、相場より1,000ドル安く仔犬を出していたブリーダーは
敷地の真ん中に犬小屋を建てて、そこに犬だけで暮らさせていました。
もちろん餌や水をあげたり、掃除をしたりといったケアはきちんとしていました。
でも、ブリーダーのおじさんが世話をしにくるとき以外は
人間と全く触れ合っていないのです。
だから、小屋を開けて外に出しても人には寄って来ません。
呼んでも興味すら示さず、めいめい勝手な方へ走って行ってしまうのです。
これにはちょっとびっくり。
仔犬は寄って来たり、見知らぬ人にも好奇心を示すからかわいいのに、
人になんか興味ないという仔犬たちを見ると、何か違う気がしてしまいます。
飼いならしていけば変わるのかもしれませんが、小さな頃の原風景が
何かと影響するのではないかとも思ってしまうのです。
だからといって、高価格で出しているブリーダーだから手をかけて
育てているかというと、残念ながらそうでないケースも多いようなのです。
電話やテキスト、メールなどでやり取りをするうちに
ブリーダーの人がどんな感じかわかってくることもあるでしょう。
なんかおかしいとか、あまり好感が持てないと感じたときは、
考え直すことも必要です。
希望の仔犬を売ってあげられるよ、となったら、
ここで保証金を請求されます。
売り手によってさまざまですが、200~500ドルぐらいを
銀行振り込みで支払うのが一般的です。
そして引き渡し時にこのデポジットを引いた残額を精算するようになります。
デポジットを支払ったこの時点で初めて購入が確約されるのです。
私たちはデポジットを払いがてら、
ブリーダーのところまで仔犬を見に行きました。
片道5時間かけて。😂
遠方からお取り寄せ(?)の場合は仕方ありませんが、
行かれる範囲であるなら、一度は見に行くことをお薦めします。
どんな環境で、どのように育てられているかよくわかるので。
見に行かれない場合は写真をできるだけ送ってもらいましょう。
写っている仔犬のかわいさだけに目を奪われがちですが、
注意してその周りに目を凝らすと他の情報も読むことができたりします。
絨毯の上にチャイルドゲート=子供用の仕切りを立てているから家の中なのかな、とか。
おもちゃが写っているから子供のいる家庭だな、とか。
人間のコンパニオンとしての犬を探しているわけですから
できるだけ人間と一緒に育っている犬が好ましいと思うのです。
そうして得たさまざまな情報から、この犬なら大丈夫と思えたら
デポジットを払って仔犬の予約を確定しましょう。
銀行振り込みの場合は証拠が残りますが、
現地に行って支払う場合は領収証をもらっておくことも忘れずに。
これでちょっと先だけど仔犬が家に来ることが決まります。
次はお迎えの準備です。続きます。
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