マイテンポで豪州田舎暮らし
地球の隅っこからスローライフれぽ
オーストラリア生活

まさかの洪水❗ 迫る水😱 そのとき私は。。。

水没

ええっ❓❗ 洪水❓

まずはボー然。

次に思ったのは

そっちから❓ 

 

こんにちは。ほのかです。

雨が降り続く中
テレビやネットであちらこちらの
洪水被害を見ては胸を痛めて
いたのは先週末のこと。

大きな川は怖いな。
近くに住む人たちは本当に大変って。

それがまさかこんなに
身近に起こるなんて。

 

翌朝、隣り町に住む
同僚のDちゃんから
メッセージが入りました。

今日は会社までたどり着けるかしら?

つい先週も会社近くの
道路が雨で水に浸り
私の小さな車では通れず
車を乗り捨ててDちゃんに
拾ってもらったばかりでした。

 

そこにCさんからのメッセージ。

Cさんは会社の近くに住んでいます。

来ちゃダメよ。
町は完全に水没してるから。
私と子供は避難出来て無事だけど
家と車を失った。
みんな屋根の上で助けを待ってる…。

😱

 

あの町が洪水?!

家が浸ったって…
みんな屋根の上って
どんだけの洪水…?😭

他のみんなは大丈夫かしら?

洪水の恐怖と心配が
一気に身近になったものの
この時点ではまさか自宅界隈でも
同じようなことが起こるなんて
思ってもみませんでした。

線路も

それでも前日から降り続く雨に
警戒はしていました。

1時間おきに外の様子を確認して。

 

これだけの雨が降り続くと
通常はすぐに停電やら
ネットの接続が切れたりします。

それが午後になっても起こらないので
このままイケるのではないかと
甘い期待をし始めました。

雨はひどいけど風はないから
大丈夫かな? なんて。

 

午後3時頃、外を見てボー然。

家の前の通りが川になってる!!😱

1時間前に見たときは
いつもと同じだったのに…。

 

さらによく見てみると
水が来ているのは川側からでなく
反対側から。

何がなんだかわからないけど
タイヘン❗❕❗

さあ、どうする?!

 

とりあえずは様子見。

家の前は水に浸っているけど
数軒先からは道路になっています。

もうじき止むはずだから。

レーダーを見ながら、祈る気持ちで
自分たちに言い聞かせます。

 

雨は小降りになり、やがて止みました。

でもしばらくするとまた降って来る。

断続的に何度も、何度も。

水はだんだんとかさを増し、
ドライブウエイをひたひたと
上がり始めました。

このまま上がり続ければ
まずはガレージに水が入り
さらに続けば家の中に
入って来るでしょう。

川辺

あたりはだんだんと
暗くなって来ています。

浸るのかな?

いや来ないでしょう。

来ないでほしいよね。
でも来ちゃったら?

 

万が一に備えて
床の上の物や低い所に
収納してある物を
高い所に上げ始める私たち。

ガレージの中のもの。

家の中のありとあらゆるもの。

でも実際に入って来たら
家具や家電品が
濡れるのは防げません。

 

次に貴重品や最低限必要な
持ち出し品をまとめました。

万が一の避難に備えて。

 

その頃お隣さんでは…。

わが家のお隣さんのボブは
とってもマメで几帳面。

何事も計画を立てて
きちんとこなしていく人です。

 

ボブは雨が降り出してから
定期的に水際に行っては
経過を観察していました。

水かさの増し方を見て、ある時点で
これはこの地に住み始めて40年
見たことのないような
事態になると察したようです。

まだ水があふれ出る
何時間も前の時点です。

 

家に帰ると奥さんのパットに
言いました。

今すぐ低い所にある物を
高い所に上げて、
貴重品や大事な書類をまとめて
避難の用意をするぞ、と。

さらに1時間ごとに
ドライブウエイを上がって来る
水の位置に石を置き
浸水の速度を観察するという
念の入れよう。

ひたひたと

物という物を高い所に上げ、
貴重品や大事な書類、
身の回りの品をまとめ終わっていた
お隣さんふたりは
私たちが床の物を上げ始めたときには
水が入って来たら
はしごをどこにかけて
屋根に上がるかで
モメていたそうです。

なんという違い。。。

 

かたややっと物を
上げ終わった私たち。

お風呂に入り、食事をする間も
水はじりじりと上がり続け
就寝前の時点で
ガレージまで1.5メートル。

眠れるわけがありません。
怖くて。

 

それでもベッドに入り
1時間もした頃、ついに停電。

やっぱり。。。😩

 

その後もじりじりと水は迫り続け
明け方にはあと50センチに。

もうダメかといよいよ
覚悟をしたその直後
水は止まり、引き始めました。

はぁ~😵

 

明るくなってくると、
昨日は見えていた数軒先の道路も
見渡す限り水に浸っているのが
見えて来ました。

ご近所の人がカヌーで
通り過ぎて行きます。

少しずつ水も引き始めたので
朝食後、私たちも近所の様子を見に
水の中を歩いて外へ出ました。

 

会う人ごとに
“Are you guys okay?”
“Is your place OK?”
お互いの無事を確認しながら。

辺り一帯停電ということは
テレビやネットで情報収集
できないということです。

電話も通じないし
携帯の電波も朝から
届かなくなったまま。

こうなると人から聞く
情報だけが頼りです。

 

うちはこんなだった。
〇〇さんの所は床上浸水したらしい。
うちはトイレが流れない。
停電はいつ復旧するんだろうか。

同じ通りの中には床上浸水の
被害に遭ってしまった家も
数軒あったようです。

被害に遭ったところには
助けが必要か声をかけ合ったり。

 

水はかなり広範囲を
浸したようだったけれど
すでにかなり引き始めています。

たいていの所は多少濡れる覚悟なら
歩けるようになってきたけど
まだまだ水に浸った道路も
多い状態です。

道路の脇に目をやれば
少し低くなっている
川沿いの公園や遊歩道は
ここは湖か川かというほどに
たっぷり水がたまったまま。

浸った通り

深く水がたまって
車で通行不可の道路もあります。

その脇に立つ数軒の家はやはり
床上浸水だったとのこと。

その通行禁止の道路を
無理矢理通る車がいるたびに
浸水を受けた家にまた
水が入ってしまってます。

 

ひどい。😡

みんなが助け合っているときに
こういう人もいる。

もう数時間でも我慢すれば
通れるようになるのに。

 

歩き回って、いろいろな人と話をして
少しずつ被害の状況が
わかってきました。

とりあえずご近所や顔見知りの
人たちが無事なこともわかりました。

少しホッとして帰宅。

 

あとは今後の雨と
満潮時にまた水位が上がらないか
気をつけていかなくてはいけません。

そしていつ道路が通じるか、
電気が戻るか
電話が通じるようになるかです。

冷蔵庫もずっと開けずには
過ごせないし。

浸水との闘いは
まだまだこれからです。

 

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