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マイテンポで豪州田舎暮らし
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オーストラリア生活

ピー助が家出?! お外に飛んでっちゃった😱

わきわきw

“Excuse me…” ドアをノックする音。
“Your bird flew away!”

えっ❓❗

飛んでったって?

“そこのドアからまっすぐ外に…”

うそっ❓❗

 

慌ててその方向に出てみるけど
ピー助の姿はなし…。

ってか叫んでよ!その場で!!
そっとドアノックなんてしてないで💦

 

こんにちは。ほのかです。

その日は家から仕事してました。

普通ならピー助が見えるところで
仕事しているんです。

でもその日は塗装屋さんが来ていて
爆音とホコリ、ラリッて
しまいそうなケミカルを避けて
別の部屋で仕事してました。

 

普段ピー助は開け放していても
外に飛んでいこうとはしない子です。

ビックリしない限り。

でも塗装屋さんは来てるし
何かあってはいけないので
小屋を閉め切っておこうと思いながら
あっちへ呼ばれ、電話がかかり
すっかり忘れていたのです。

 

そして姿が見えない私を探して
小屋の外に出ていたピー助は
たまたま何かに驚いて
出入りに開け放された玄関のドアから
飛んで行ってしまったようなのです。

どうしよう?!

外になんか出たことのないピー助。

日向ぼっこにたまに出てるのは
玄関とは反対の庭側だけ。

開け放たれたドア

今回出て行った玄関側から
外に出たことはないので
家の方角がわかるとは思えません。

ムダだとは知りながら
ピー助の名を呼びながら
辺りをウロウロ
松葉杖で歩き回る私…。

 

“この手の鳥は遠くへ行かないもんだよ。
きっとこのブロック内にいるよ”

もうひとりの塗装屋の
おじちゃんが言うけれど
ロクに歩けない私は探しにも行けず
仕事に行ってるハビさんが
帰るまで待つしか能がありません。

 

“market placeとか
gumtreeとかに広告出したら?
懸賞つきなら子供たちが
小遣い稼ぎに懸命に探すよきっと”

家の周りをうろうろする以外
他にできることもなく
おじさんの提案通りに
写真を載せて広告を出しました。

ご近所の子供たちにも
写真を見せて見つけたら
教えてくれるよう頼みました。

 

他にすることがなくなってしまうと
いろいろな不安が頭をよぎります。

大きな鳥に攻撃されてないかしら。

ご近所の猫に追いかけられてるかも。

ダイエット中なのに変な物食べて
動けなくなったりしてないかしら。

車にひかれたりしないで…。

いじめられたりは

不安をかき消そうと
出て行ったオカメが帰って来た話や
どう探したかなどを検索してみます。

みんなが一概に言っているのは
とにかくすぐに行動すること。

早ければ早いほど
近くにいて
見つけられる確率は高いと。

余計に不安がふくらむばかり…😓

 

外をうろうろ探しては
戻って他にできることはないか探し。

万策尽きて、あとは祈るだけ。

後片付けをしたペインターたちが
ピー助が見たらわかるかもと
外に出していた小屋を入れてくれて
“Good luck” と言いながら帰って行くと
ピー助のいない小屋が涙を誘います。

ハビさん早く帰って来れますよう…。

 

ハビさんが戻ったのは
ピー助が家出してから約8時間後。

車で一緒に付いていくという私に
とりあえず最初はブロックを歩いてみるからと
ひとりで探しに出かけるハビさん。

私は家の前に座って待つことにしました。

 

ひょっとしたら飛んで帰ってくるかもと
あちらこちらに目を凝らしてみたり。

スマホに入った写真を見て
ピー助との18年半をいろいろ
思い出しながら帰りを待ちます。

詰まる思い出

30分くらい経ったでしょうか。

ハビさんに電話してみます。

どう?

 

“見つかったよ!”

ホントに??!

信じられない❕

 

いや見つかって欲しいと祈ってたけど
正直もうダメなんじゃないかと思い始めてた…。

“今そっちへ向かって歩いてるから”

ハビさんが見えてきました。

ピー助を胸に抱くようにして歩いて来ます。

 

ピー助はというと…。

全然、元気。

ずっと一緒にいたみたいに。

 

感動の再会かと思いきや
小屋の前に来ると
さっさと中に入ってしまいました。

そして鏡のお友だちの所に直行。

すごい勢いで喋り始めました。

“いやー、大変だったよ!” とでも言ってるように。

長い長い冒険物語 かな?

次は?

どこで見つけたの?

とハビさんに訊くと

“公園の隣の家の庭”。

ハビさんの口笛に返事をしたんだそうです。

いつものように。

 

その家のドアをノックして
出てきた老婦人に事情を話し
庭に入れてもらいまた口笛を吹いて…。

ピー助は広がった庭木の下に
ちょこんと隠れていたそうです。

好奇心旺盛だから
外で探検を楽しんでるかとも思ったけど
やっぱり怖かったんでしょうね。

もっとも8時間の間に
どこをどう飛んで何をしていたのか
知る由もありませんが。

 

ピー助だけが知っている
18年半の一生で一度の大冒険。

いったい何をしてきたやら。

そんな飼い主の詮索を知ってか知らずか
何もなかったような顔をして
今日もゴキゲン、音痴に歌ってます。

何はともあれ
無事に見つかって良かった!

 

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