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【SCAM】クリックひとつで預金まるごと盗まれる。

こんにちは。ほのかです。

怒涛の詐欺電話攻撃が続くさなか
ある日、銀行から
メッセージを受け取りました。

それはテキストで送られてきた
セキュリティ警告。

 

“XXXXの番号で終わる
あなたのカードをブロックしました。
○○○会社に$△△△△払ったか
YESかNOで返信してください”

と書かれています。

そんな買い物
とんと心当たりがありません。

 

だいたいそんな番号の
カードなんて持ってない。

と思いながらも
一応財布を確認したら…

あった!😲

全然使ってないキャッシュカードが。

 

急いでネットバンクで
口座を確認してみます。

すると銀行が示した通りの
額が請求されてる…!!

 

納得いかないのは
普段使わないカードが使われたこと。

どこで情報を盗まれたのか
見当もつきません。

受け取った警告の
内容は合っていたものの
その警告が本当に銀行からかは
まだ信用できなかった私は
YES、NOの返信はせず
銀行の番号を調べ電話してみました。

 

するとやっぱり
詐欺に遭ったようなのです。

どうして使った覚えのないカードの
番号を盗まれたかわからないと言うと
実際のカード情報を盗んで
行われた詐欺ではなく
コンピュータでのオンライン
操作による詐欺だということ。

どうやら他にもかなりの数の人の
カード番号が狙われたようです。

見えない罠

カードはこのままキャンセル
再発行されるとのこと。

そして時間はかかるけど
すべて返金されるので
安心して待つように言われました。

 

そういえば以前にも
何者かにクレジットカードを使われ
監視していた銀行から
知らされたことがあったっけ。

この時も問題なく返金されました。

今までの経験からすると
銀行が発見した詐欺については
銀行はとても丁寧な対応で
迅速に返金してくれます。

 

逆に自分で見つけた
詐欺取り引きには銀行の対応が
冷ややかだったのを覚えています。

大した額ではありませんでしたが
以前に何者かがApple Musicから
何曲かダウンロードするのに
私のカードを使っていたのを
発見したときです。

 

こういうポピュラーな商品は
購入したのが自分でないことを
証明するのが大変です。

なんだか胡散臭そうな
対応を受けましたが
粘り強く説明して
今後さらに使われたりしないよう
カードをキャンセルして
再発行してもらいました。

 

そんなカードスキャムの話を
会社で話したところ
同僚のRちゃんが

“(彼氏の)Dくんのママなんて
ペットショップを装ったメールの
Puppy for Sale
(仔犬売ります)
のリンクをクリックしただけで
銀行口座から全財産
盗まれちゃったのよ!”

積み

何、それ…?
どういうこと?! 😱

 

クリックした途端に
コンピュータの操作を乗っ取られ
自分では全く動かせなく
なってしまったのだそう。

PCのトラブルを電話で相談すると
ITの技術者が操作を代わって
直してくれたりしますよね。

あれです。

 

犯人は遠隔操作で
勝手にコンピュータ内から
口座の情報などを盗み出し
銀行口座から預金をおろして
しまったらしいのです。

銀行に差し止め、返金を依頼したけど
パスワードを入力して行われた
通常の取り引きだったため
返金は難しいと言われているそう。

 

話を聞いていた同僚みんなで
ギョッと顔を見合わせました。

自分のPCの無防備さを
それぞれ思い浮かべながら。

銀行の口座番号から
クレジットカード情報など
盗まれては危ない情報が
山ほど入っています。

ウィルス・ソフトを
入れてはいるけれど
こんなケースではそれも全く
役には立ちません。

 

第三者からのメールのリンクは
決してクリックしない。

今や常識かもしれませんが
今一度気を引き締めておく
必要がありそう。

 

たとえどんなに馴染みのある
会社からのものであろうと
隅から隅までよく
チェックすることが大事。

オンラインショップや銀行
政府機関のふりをして
送られてきたスキャムメールを
クリックして何千、何万ドルの
損失を被った人の話は
身近にいくつも聞いています。

見るだけ

また自分で気をつけていても
保険会社やセキュリティ会社
銀行や大手企業から
預けてある個人情報が
流出する例が後を絶ちません。

私たちは実に多くの個人情報を
諸々の機関や会社に預けています。

生年月日から住所
電話番号、カード番号など。

ときには血液型や病歴などまで。

 

ハッカーによってこれらの会社から
私たちの個人情報が盗まれ
ブラックマーケットに
出回るようになっても
誰も救ってはくれません。

被害を受けた政府機関や銀行、会社は
知らせてくれるかもしれません。

謝ってくれるかもしれません。

でも情報が漏れたことによる損失を
補償してはくれないのです。

 

オンラインの登録をするたびに
さまざまな個人情報を入力することが
当たり前になりすぎて
今やどこにどれだけの
個人情報を渡したか
覚えていないくらい。。。

でもこれからは少しずつ整理して
そういった個人情報を預ける会社は
必要最小限にする必要が
あるかなと思っています。

万が一のリスクを
最小限に減らすために。

 

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