“Telstraですが、お宅の
個人情報がオンラインで
丸見えになってます”
そうかかってきた電話…。
こんにちは。ほのかです。
通常なら知らない番号からの
電話はあまり取らないんです。
最近スキャム(詐欺)電話が
やたらと多いので。
本当に用があれば
ヴォイスメールにメッセージを
残してくれるはずですから。
でもこの日はある会社からの
電話を待っていたので
出ててしまったのです。
嘘を信じさせる詐欺の手法
“Mrs ホノカ?”
どちら様ですか? と問うと
冒頭のフレーズが飛び出したのです。
通常ならかなり慎重な私ですが
一瞬信じそうになってしまったのは
この人が強いインド訛りだったから。
というのもかつてテルストラ
(日本のNTTのような大手電話会社)の
ネットサービスを使っていた頃
コールセンターで対応する人は
ことごとくインド訛りだったもので。
わが家のプロバイダーは
今はTelstraではないので
何でテルストラが電話してくるの?
と思ったものの
でも回線はTelstraのを使ってるしなぁ
と一瞬考えてしまって。
個人情報のダダ漏れは困ります。
“ブラウザにxxxとタイプすれば
個人情報が公開になっているか
わかるので今すぐやってみて”
いやでも私今うちにいないし。
そもそも家のネット使ってないのに
なんでそんなことがわかるの?
“うちで調査したからです。
他の事例から地域全体を調べて。”
“出先でもできる方法があります。
携帯のブラウザにxxxをいれて…”
相手はとにかくものすごい勢いで
早くやらないと大変なことになると
まくしたて、せかします。
でも携帯のIPは家のネットの
IPアドレスと違うでしょう?
“いや家で使ったのが
保存されてるはずだから…”
いよいようさん臭くなってきました。
じゃ、家に帰ってから
電話するから番号を教えて。
“いや、こちらから電話します。
何時がいいですか。”
何時頃帰れるかわからないので
こちらからかけますから。
番号は?
何回かの押し問答のあと
プツッと切られました。
ふーっとため息をついたところに
また別の番号から電話が…。
取らずに無視を決めこみます。
するとまた…。
今度は国番号+66で始まる番号から。
66はタイでした。
テルストラがタイの番号から
緊急事態を知らせて
くれることはないでしょう…。
冷静ならば最初から簡単に
見抜ける嘘かもしれません。
でも実際に詐欺電話を受けてみると
その巧みなテンポとあおり方に
圧倒されます。
言葉巧みに半パニックに
追いやられるのです。
上手に相手の痛いところ
無知なところも突きます。
そうやって相手の冷静さを
失わせるのが手。
オレオレ詐欺なども
かわいい息子をだしに
冷静さを失わせるのですね。
ひとたび冷静さを失えば
自分も簡単に引っかかり得ると
納得した経験でした。
詐欺電話への対処法
私の実践している
詐欺電話への対処法です。
1. 知らない番号からの電話を取らない
用があれば
メッセージを残すはずです。
相手のテンポに
乗せられないためには
話さないのが一番。
受信履歴に残る番号は
折り返し電話したりする前に
ネットで調べてみます。
怪しい番号にはたいてい
スキャムのレポートが出てきます。
2. 相手に操られない
ブラウザにxxxと
タイプするだけなら
やってみてもいい気が
するかもしれません。
でもひとつ始めると次へ
またその次へと
相手の思うツボへ誘導され
大事な個人情報を
だまし盗られかねません。
テキストメッセージの
リンクをクリックしない
というのも同様。
相手の指示で動かない。
これが肝心です。
3. 切る。かけ直す。
電話会社や役所、警察の名を語り
事件や危険を知らせてくる電話には
「かけ直す」のが安全な
確認方法のことも。
相手の部署や名前を聞いておき
自分で調べた番号へ
かけ直します。
次回お話しする
銀行のカードの詐欺被害の事件では
私はこの方法を取りました。
最近は勤め先にも頻繁に
スキャム電話がかかって来ます。
政府機関や郵便局
銀行などのふりをしての
詐欺メッセージも
毎日のように入ります。
どうぞ十分にご用心くださいね。
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