どちらを取るか、悩むところよね。
そう言って若きEri○aちゃんは
ため息をつきました。
20+?前の今頃のことでした。
こんにちは。ほのかです。
日曜朝9時。
朝食を取っていた
私の電話が鳴りました。
Mちゃんから。
Mちゃんはニューカレドニアに住む
私たちの友人のお嬢さんです。
現在こちらのユニ=大学で
学んでます。
“今日バイロンに行くから
寄ってくねーっ”
そう言ってから2時間後に
Mちゃんは現れました。
4人の男の子を引き連れて…🤣
何か用事があるのかな?と思ったけど
顔を見せに寄ってくれたよう😊
すぐ行くからといいながら
話はなかなか止まりません。
1月はいろんなお友達が
来るから楽しみなの。
Lちゃんが半年
交換留学で来るでしょ。
それからSちゃん。
実家のお店で働いてる
子たちも遊びに来るし
Cちゃんもお友達と一週間来るし…
その名前、聞き覚えある!
そのCちゃんってEri○aちゃんの
お嬢さんよね?
うん!
Eri○aちゃんは私の同僚でした。
若いのに大人びて落ち着いていて
高く結った長い髪に長いスカートの
個性的なスタイルがよく似合う
素敵な女性でした。
ある日みんなで出かけた先で
おしゃべりしていたときのことです。
Eri○aちゃんが冒頭の台詞を
口にしたのは。
愛に生きるか
キャリアを取るべきか。
そんなことを堂々と問題にしたり
そもそも愛と仕事を対等かつ対極に
位置付けられること自体が
いかにもフランス的で
私の頭にくっきりと焼き付きました。
Eri○aちゃんはその後しばらくして
ニュージーランドに留学を決めて
職場を去り、それから
ずっと会っていませんでした。
ところがふとしたことから
再会が実現したのです。
20余年ぶりに😮
友人を介して。
なんとEri○aちゃんは
友人たちのお向いさんだったと
いうことがわかったのです。
久しぶりの再会は
友人家族とともに
ご主人と元気いっぱいのお嬢さん
Cちゃんも一緒に。
そこではもちろん20数年前の話が
いろいろ出てきました。
マウスの使い方を教えてくれたのは
Eri○aちゃんだったよね。
そうだっけ?
誰はどこへ行った
あの人は今何をしている
という話から
今に至るまでのキャッチアップ…。
留学して目指したことは
成就しなかったけど
その後出会った今の仕事が大好きで
やりがいを感じているそう。
ひとしきり話をした後
私は言いました。
冒頭のフレーズを。
ずっと頭に残っていると。
そんなこと言ったかしら?!
彼女は恥ずかしそうに笑った後で
でも今はふたつを両立してる。
愛と仕事の両方を選ぶことも
できるとわかったわ。
なんて素敵な結び…!
翌年にはご両親も伴って
家族で遊びに来たハッピーな彼女に
また会うことができました。
そして今年。
あのときのEri○aちゃんの歳まで
ほんの数年となった娘のCちゃんが
冒険の第一歩を踏み出します。
Eri○aちゃんや私が
かつてしてきたように。
Mちゃんともども
長く心に持ち続けられる宝物を
たくさん見つけてほしいです。
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