マイテンポで豪州田舎暮らし
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頑張れピー助! 重症でお隣の州の専門医に緊急入院 😥

こんにちは。ほのかです。

とにかく陽気で元気いっぱい。

朝からチッチッチとリズムを刻み、音痴な歌をうたい、
トントンと野菜を切るリズムやテレビの音にも必ず合わせるピー助は
わが家のパーカッション担当でした。

17年半、機嫌や具合が悪くなったことなど一度もなかったピー助。

よく食べるなーと感心するほどいつでも食欲旺盛だったピー助が
突然ごはんを食べなくなってしまいました。

 

食べてる量が少ないな、と思ったのが木曜の夜。

殻付きのえさを食べるので、食べたらそれだけの殻が残るわけですが、
それがいつもより少なかったのです。

それでも元気だったので、今日はまた元気になって食べてくれないかと
願いつつ金曜は仕事に出かけました。

でも帰ってみたらまるで食べてない。

 

食べてないから元気もありません。

大好きなトウモロコシをあげてみたけど食べないし、水すら飲まない。

体重測定

いろいろググって調べていると、
“オカメは食べなくなったら18~24時間ぐらいしか生きられない”
なんて書かれてたりして。

ひゃーっ! たっ、タイヘン😱

 

慌てて、トウモロコシを潰して絞ったジュースとビタミン水を混ぜて
スポイトに入れ、少しずつ飲ませ始めました。

食べないと死んじゃう。。。

嫌がるのをムリヤリ、少しずつ口に入れるので、
時間をかけてもたいした量をあげることはできなかったけど、
翌朝もちゃんと生きてました。

 

もうお医者さんに行くしかありません。

以前にも入院したことのある鳥や爬虫類専門の獣医さんに電話したら
すぐに連れてくるようにと。

ゴールドコーストにあるので、お願いして
ボーダーの検問所で見せる手紙を送ってもらいました。

 

ドライブの大好きなピー助。

普段は鳥かごの止まり木の中で一番高い所に陣取り、
対向車を目で追ったり、昇る朝日に釘づけになったり、
ゴキゲンに歌を歌ってみたりしてドライブをめいっぱい楽しんでます。

笑って

でも今は踏ん張る力がないので止まり木から落ちては大変だしと
膝の上に乗せていくことにしました。

でもやっぱり高い所がいいようで、
よじ登って肩の上でのドライブ。。。

 

ボーダーの検問所は幸い驚くほど空いていて、待ち時間ゼロ。

“コイツを専門医に診せに行かなきゃいけなくて…”

私の肩に載っているピー助を指してハビさんが言いながら
獣医さんからの手紙を見せます。

警官はちらっと手紙を見て、行っていいよと手で追い払う仕草。

5秒で検問通過。

ピー助にとってはとてもラッキーでした。

 

“前回来たときは8歳半だったから、今は17歳半かしら?”

獣医さんに着くと、9年前の細かな診察記録がちゃんと出されていました。

前回はパー子のお腹が膨れてしまって緊急入院したのですが、
パー子と離れたくなくて大騒ぎしたピー助も
獣医さんが一緒に入院させてくれたのです。

 

パー子の病気の原因は間違った食生活からきた肝障害らしく、
健康そのものに見えたピー助も実は “fat boy = おデブちゃん”
要は肥満だとの診断でした。

オカメインコ用の餌を食べさせていたのになぜ…?

獣医さんによれば通常の市販のオカメインコ用の餌は
脂肪分が多すぎるのだそうです。

探検

獣医さんはパー子にビタミン剤やメチオニンの
注射をするついでに、おデブちゃんピー助にも
ビタミン剤を打ってくれたりしました。

3週間ほど入院して、元気にしてもらって帰った後は、
獣医さんの推奨するダイエット用の
セキセイインコのエサに切り替え、
飲み水にもビタミン剤を混ぜて飲ませていました。

ずっと健康だと思っていたのに。

 

到着早々、体重を測ります。

97グラム。

以前から90グラムを越えたら肥満だと
言われていましたが、
なかなか100グラム以下になれない
百貫ならぬ100グラムデブだったピー助。

体脂肪で生きてたのね、と言われました。

おデブでよかった!

いや違った💦

おデブが招いたかもしれない病だから
良くはないんだけど
そのおデブがピー助を救ったのなら
ある程度脂肪も大切かもしれません。

 

そのまま即入院。後で先生に診てもらってから
経過を知らせるからと言われて帰って来ました。

なんだか寂しい帰り道。

 

家に帰ってからも、習慣でピー助の小屋が
あるところを振り返っては
いないことを再確認してしまい、
余計に寂しくなる私たち。

小屋のある位置を見つめて、大事なことを言い忘れたのを思い出しました。

ふたりで

小屋の中の鏡はずさないでね。
ピー助は鏡の中のお友だちと
一緒にいないといけないから。

慌ててテキストを打って獣医さんに伝えました。

すると、折り返しすぐに返信をくれました。

 

獣医さんの所見では脂肪肝ではないかとのこと。

管を通して食べさせ、ビタミンとメチオニンを
投与し、今は暖かくして休んでいるわよ。
鏡も一緒に、と。

9年後、今度はピー助自身がパー子と
同じような病気になってしまいました。

 

パー子の見た目はもっと重症だったけど、エサは自力で食べられていたから
食べられない今回のピー助の病の方がより重症なのでしょう。

しばらくは獣医さんにおまかせするしかありません。

自力で食べられるようになるまで…。

お願い。食べられるようになって!

頑張れ、ピー助!!

 

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