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タックスリターン+納税は半年延ばせる。トラブル無しに賢く確定申告。

タックスタイム

2週間後に迫りましたね、
提出期限。

それを遅らせることができるって
ご存知でしたか?

 

こんにちは。ほのかです。

オーストラリアの確定申告
タックスリターン。

通常は10月末までに
出すことになっています。

会社に勤める人には
余分に納めた税金が
返ってくることが多いので
早めに済ませる人も多いと思います。

 

でも忙しくて準備する暇が無かったり
海外にいて提出できなかったり
することもあります。

また自営業の人は
申告を済ませるとすぐに
所得税を請求されることになります。

1年分の収入に対する税金となると
バカにならない金額です。

できることなら支払いは
延ばしたい…。

 

できるんです。

それも来年の5月15日まで。

もちろんペナルティ(罰金)なしで。

どうやって?

合ってる

Tax Agent – 税理士に
登録を済ませておけばいいのです。

この場合の税理士とは
Tax Practitioners Board =
税務代理人委員会に登録済みの
タックス・エージェントのことです。

 

このタックス・エージェントを
通して提出しますよと
約束しておくということです。

要はその税理士さんの顧客になる
というところででしょうか。

すでにご存知の方も多いと思います。

が、私たちはご近所の知り合いに
紹介してもらった今の税理士さんに
言われて初めて知りました。

 

以後は毎年彼女を通して
提出しているので
わが家はいつも遅めの
タックスリターンです。

予約を入れるのも
遅くなってからです。

11月だったり、1月だったり。

 

個人で仕事をしていたときは
これは5月に出しましょうねと
彼女が預かってくれて
5月初めにこれから出すわよと
知らせてくれました。

こうすることで何千ドルもの
税金の支払い開始を
半年遅らせることができるのです。

これは大きい。

計算

タックスリターンにかかる費用は
少々高めになるかもしれません。

でも仕事は間違いなく
きっちりしてくれるし
税務署からの問い合わせなどは
すべて彼女が対応してくれます。

またタックスリターンも
項目別に費用を仕分けし
出来る限りまとめて
渡すようにしているせいか
幸いそれほど高い金額を
請求されたことはありません。

面倒な税務計算のあるときは
その分費用も上がりますが。

 

タックスリターンのときだけでなく
いい税理士さんは普段も
とても頼りになります。

税務関連の疑問を気軽に尋ねられるし
困ったときもすぐに相談できます。

実際、わが家では何度か
トラブルに見舞われ
助けていただいてます。

そのひとつがコレ。

 

i-love-tax
身に覚えのない虚偽申告疑惑?! タックスリターンのトラブル対処法今年もそろそろ オーストラリアの確定申告、 タックスリターンの準備を 始めないと…と思っていた矢先 税理士からメールが届きました...

 

ある日ハビさんが
昨年納めた税額が足りないと
税務局から差額の請求を
受け取ったときの話です。

 

そしてもうひとつは
ハビさんの納税者番号
Tax File Numberが
何者かに乗っ取られたという事件。

ある年タックスリターンを
提出したら、税務署から
君のはすでに受け取ったよ
と言われたのです。

は? どういうこと?!

 

このタックスファイルナンバーの
タックスリターンはもう受け取って
処理も終わったと言うのです。

タックスファイルナンバーって
ひとりにひとつでしょ?

同じ番号を持つ人なんて
いないはず。

このときは今とは別の
税理士にお願いしていましたが
彼が何度も国税庁に電話して
調べてくれました。

 

そうしてわかったのは
以前使っていた会計事務所に
ハビさんと同姓同名の人が
タックスリターンに
訪れたらしいということ…! 😲

コンピュータに氏名を入れて
出て来た(ハビさんの)
タックスファイルナンバーを
そのまま使って書類を作成し
送信したようなのです。

迫る期限

同姓同名の人が同じ会計事務所に
行くなんて偶然あるんですね。

てか、ちゃんと納税者番号
確認してほしい。

添付する所得証明に
書いてあるんだから。

 

明らかに会計事務所の
ミスでしたが
会計事務所の方は
おとがめなしのよう。

なぜなら国税庁も
その間違えに気づかずに
受領し処理してしまったから。

 

そしてハビさんの
タックスファイルナンバーが
変更されることになったのです。

なんだか納得いきませんが
今さらどうしようもありません。

 

ちなみにその会計事務所を
使っていた頃は
とくに税理士を選ぶこともなく
毎年何となくそこへ行って
タックスリターンを
済ませていました。

大きな会社で、2年もすると
担当者が入れ替わっていました。

相手もこちらが誰だか
わかっていないし
知る必要もないわけです。

だからこそ起きてしまった事件。

 

それにしても会計事務所なのに
情報管理もできないなんて。

そんな会社に大切な個人情報を
預けておきたくありません。

申告

この事件は
不特定多数の顧客を扱う
会計事務所を使うのは止め
信頼できる税理士を探して
毎年依頼するしようと決めた
大きな理由となりました。

 

もちろん、税理士など使わずに
期限までに自分でできるし
何かあっても自分で対処できるなら
それに越したことはありません。

前述のように、個人事業主や自営業で
申告後に納税する場合か
期限までに申告が
不可能な場合以外は
提出を遅らせる意味も
さほど無いでしょうから。

 

でも税務関連の知識もなく
何かあったときに対処する
自信のない私には
何でも相談できる優秀な税理士は
頼りになる存在です。

 

これから税理士を探そうという方は
ぜひ周りの人に聞いてみてください。

会社の同僚、ご近所さん、
地元のお店や
small business経営者…。

オーストラリアは何でもそうですが
良い税理士を探すにも
口コミが一番。

良く知る人のお墨付きなら
安心して任せられますから。

 

良い税理士が見つかって
どんな事件にも対処して
くれるようになっても
トラブルはやっぱり無い方が
いいに決まってます。

 

今年のタックスリターンも
無事終わりますよう。

 

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